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台風17号が予想以上の暴風になった理由 高気圧の「ふた」抜け発達

9/22(日) 6:10配信

沖縄タイムス

 沖縄近海で急発達して本島地方と宮古島地方を暴風に巻き込んだ台風17号。19日午後3時に熱帯低気圧から台風となり、2日間で中心気圧が970ヘクトパスカルまで下がって暴風域も伴った。沖縄気象台は台風の発達に「二つの高気圧が関係した」と分析する。

 同予報課によると、沖縄近海の海水温は28度と高く、台風はエネルギー源の水蒸気を蓄えるが、上空5千メートルの高気圧が台風を覆う「ふた」の役割をして発達を阻んでいた。だが、南から湿った空気が入り込み、台風が高気圧の「ふた」から抜け出して一気に発達。予想を上回る暴風で沖縄地方を通過した。

 一方で台風の進路方向の北側にも高気圧が立ちふさがり、宮古島近海で速度が落ちて暴風に長時間さらされることになった。

 同課は「発達しやすい温度の海水からエネルギーを受け続けた台風が一気に成長したことで暴風を生んだ」とする。

 台風17号は発生当時、中心気圧が994ヘクトパスカル、最大瞬間風速25メートル、最大風速は18メートル。暴風域を伴わずにゆっくりと沖縄南方海上から北上を始めた。

 沖縄地方に台風が最接近した21日未明から明け方の中心気圧は970ヘクトパスカルまで下がり、最大瞬間風速は渡嘉敷村で47・7メートルを観測。那覇市でも41・1メートルを観測した。

最終更新:9/22(日) 12:05
沖縄タイムス

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