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停電が起きたら…気をつけたいスマホのバッテリー 長持ちさせるための秘訣・5つのポイント

9/22(日) 18:35配信

まいどなニュース

大型の台風17号が9月22日夜、九州北部にかなり接近し、西日本を中心に荒れた天気になることが予想されます。9日に関東地方に上陸した台風15号は、千葉県で深刻な大規模停電を引き起こしており、台風がライフラインを破壊する怖さにあらためて注目が集まっています。停電が起きて心配になるものに、スマートフォンのバッテリーがあります。できるだけ長持ちさせるにはどうすればよいでしょうか。千葉の台風被害での教訓とあわせて、ITジャーナリストの三上洋氏に聞きました。

【図】スマホのバッテリーを長持ちさせる5つのポイント

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身近な人たちの安否を確かめたり、情報を収集したりなど、災害時にはなおのことスマートフォンは欠かせないツールです。しかし、停電が起きて時間が経つと、スマートフォンの充電が心配になってくると思います。必要なとき以外は使わないことが一番大事ですが、使わざるをえない状況でバッテリーを長持ちさせるには、以下の5つのポイントが大切です。

1)省電力・バッテリーセーバー機能を使う
2)画面表示をできるだけ暗く設定する
3)画面ロックまでの時間(スタンバイに戻る時間)も最短にする
4)アプリの通知をオフにして、画面が点灯するのを防ぐ
5)圏外なら「機内モード」に

スマホで電力を一番多く使うのは画面表示です。ですので、できるかぎり表示を暗くしたり、点灯させないようにしたりすることが大事です。OSについている省電力機能を有効にするとともに、画面の設定を見直しましょう。

また、通信ネットワークが止まってしまうなどして、携帯が圏外にあるときには、「機内モード」に変更しましょう。携帯電話は電波が届かない状態になると、最大の出力で電波を探し始めてしまいます。消耗を防ぐためにも、モードを変更してデータ通信を止めましょう。電源を切ってもいいですが、電波が復旧したか確認したり、Wi-Fiが使える場所で端末を利用したりするたびに電源を入れ直すのもバッテリーの負担になります。使い方にあわせてどちらがいいか検討してください。

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千葉の台風被害のみならず、昨年秋に起きた北海道胆振地震でも、停電が起きた直後つながっていた携帯電話が、徐々に通じなくなるという現象が起きていました。携帯電話の基地局には停電が起きても短い時間であれば障害が起きないように、非常用電源がつけられていますが、多くは1日程度くらいしか持ちません。大規模な災害が起きた際は、電波が届いて通信サービスが動いている間に、まず安否情報を伝えておくことが大切です。携帯電話各社やNTT、Googleなどでは災害伝言板や安否情報登録サービスを行っています。自分がどのような状態でどこにいるのか、登録しておきましょう。

大規模災害時には「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)という、自治体や通信各社などの無線LANが、無料で開放される取り組みもあります。Wi-Fiを探すリストから「00000JAPAN」を選択するだけで、利用できるようになります。2016年4月に発生した熊本地震で始めて運用されました。通信ネットワークが動かなくなった際にはこういったサービスを活用できます。

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なお、今回の台風には間に合わないかもしれませんが、モバイルバッテリーをぜひ購入しておきましょう。平均的なバッテリーであればスマホ3~4回分は充電できるはずです。避難所など充電できる場所でバッテリーを満タンにしておけば、避難所に来られない家族の端末に電気を分けることもできます。

車を持った生活をされている場合は、シガープラグから充電できるようなアダプターを購入しておくのもおすすめです。

(まいどなニュース・川上 隆宏)

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最終更新:9/22(日) 21:44
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