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3連勝逃したルクレール、ベッテル優位な戦略に不満あらわ「理解できない」

9/23(月) 7:28配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、シンガポールGPの決勝レースで、チームがセバスチャン・ベッテルに有利な戦略を採ったことを、不満に思っている。

【動画】F1第15戦シンガポールGP決勝ハイライト

 シンガポールGP決勝をポールポジションからスタートしたルクレールは、3連勝に向けてレース序盤をリード。ソフトタイヤをできる限り持たせるために、ペースをコントロールしながら走行した。

 そんな中、フェラーリは3番手を走っていたベッテルを先にピットに呼び入れた。これによりベッテルは、フレッシュなタイヤでプッシュすることで、ルクレールら先頭集団に対してマージンを稼いだ。

 ルクレールはベッテルの1周後にピットインしたが、コースに復帰した時には順位が逆転してしまっていた。ベッテルはいわゆるアンダーカットを成功させたという訳だ。

 最初のセーフティカーが導入された際、ルクレールはこの状況に満足していない旨をチームに無線で伝えた。するとチームは、ルクレールに対してレースに集中するよう促した。

「僕は落ち着いていたし、レースが終了するまでずっと落ち着いていた。あの時はただ僕の気持ちを伝えたいだけだったんだ」とルクレールはレース後に語った。

「正直に言うと、アンダーカットについては理解できないけど、それについてはレース後に話し合うよ」

 その後、2度目のセーフティカーランの際にチームは、ルクレールにパワーユニットを労わるよう伝えた。これは事実上、バトルをしないようにという指示であり、ここでルクレールは終戦となった。

 これに対して、ルクレールはこう話した。

「ああ、僕は馬鹿な真似をするつもりはなかった。それは僕の目指すところではないからだ。僕たちはワンツーでレースを終えたかった」

「確かに今回の件はフェアだと思わなかったけど、僕は馬鹿なことはしないんだ」

 ルクレールはレース後にチームと話し合うことを強調しており、この状況を受け入れ難いとしていたが、フェラーリがワンツーフィニッシュを獲得できたことに関しては満足しているようだ。

「このような形で勝利を失うことは厳しいけど、最終的にチームはワンツーだったので、それは嬉しく思う」

「今季初のワンツーだし、みんなそれに値する仕事をしたと思う。ここ(表彰台)にワンツーでたどり着くことができたから嬉しいよ」

「僕の立場で言えばがっかりしている。こういった事は時々起こるけど、僕はより強くなって戻ってくるよ」

 なお、レースを制したベッテルは、ギリギリのタイミングでピットに呼び込まれていたことを明かした。

「確かターン21の手前だったと思う。ピットエントリーの前の最後のコーナーだ。そこでピットに呼ばれたんだ」とベッテルは語った。

「誰が僕の前にピットインして(きっかけを作って)くれたのかは分からないけど、今日はうまくいってハッピーだよ」

Jonathan Noble

最終更新:9/23(月) 7:28
motorsport.com 日本版

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