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東京ゲームショウで垣間見えた、伝わりにくい「eスポーツ」の娯楽性

9/23(月) 6:30配信

アーバン ライフ メトロ

テーマは「もっとつながる。もっとたのしい。」

 去る2019年9月12日(木)から15日(日)までの4日間、国内最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2019」(以下、TGS2019)が幕張メッセ(千葉県千葉市)において開催されました。TGSはアメリカの「E3」、ドイツの「Gamescom」と並び「世界3大ゲームショウ」として世界中からも注目される一大イベントです。

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 2019年のテーマは「もっとつながる。もっとたのしい。」。会場に来られないゲームファンに向けてイベントステージのライブ配信を行ったり、会場内の見どころをコンパクトにまとめたニュースクリップを配信したり、英語・中国語による配信や英語字幕をつけるなど、新たな試みを展開しました。

 今回の来場者数は、4日間で合計26万2076人。過去最大だった前回の29万8690人と比較すると約12%の減少となりましたが、その内訳を見るとファミリー層の来場者数は増加しています。TGSは、中学生以下の子どもとその家族のためだけの専用エリア「ファミリーゲームパーク」を設置していますが、2019年から小学生に加えて中学生と同伴保護者も入場無料にしています。

VRの存在感は、やや低下気味

 近年のゲーム業界の主な話題はVR(仮想現実)とeスポーツです。TGS2019でもVRとeスポーツのブースが多数出展されました。VRは2016年の「VR元年」にさまざまなデバイスやソフトが導入され、一気に国内に普及しています。

 バンダイナムコアミューズメント(港区芝浦)の「VR ZONE SHINJUKU」(新宿区歌舞伎町。2019年3月閉業)や「MAZARIA」(豊島区東池袋)、セガエンタテインメント(大田区大森本町)の「SEGA VR AREA AKIHABARA」(千代田区外神田)など、VRが体験できる専用施設が都内を中心に次々に開発され、テーマパークや遊園地にも積極的にVRアトラクションが導入されました。

 ミュージアムでも新しい展示手法としてVRが取り入れられました。現在は初期のニーズが一巡した感もあり、周辺機器や大型装置も出展されて活気のあった前回と比較すると、今回のTGSでは存在感がやや低下しています。一方のeスポーツは関連ブースの小間数が前回の倍以上に増え、存在感が増しました。

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最終更新:9/25(水) 12:17
アーバン ライフ メトロ

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