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「増税ニモマケズ30年」税務署から同情される駄菓子店 子どもたちの笑顔のために 愛知・岩倉市

9/23(月) 11:12配信

中京テレビNEWS

 度重なる消費増税の影響が子どもたちに人気の駄菓子店を直撃。子どもたちの笑顔のため30年間涙ぐましい努力を続けてきましたが、ついに限界か?

 愛知県岩倉市の五条川のほとりにある駄菓子店「マルヒデ商店」。

 午後4時を過ぎると、学校から帰ってきた子どもたちでにぎわいます。お小遣いの入ったお財布を握りしめて、思い思いに買い物を楽しみます。

 お菓子は、安いものでは5円から。ざっと300種類。お菓子やちょっとしたおもちゃまでお小遣いで買えるものばかり。

 子どもたちにとってこの店は、お金について勉強する場にもなっています。

 子どもたちとやりとりするのは、金子由美子さんです。

「おばちゃん、まだ消費税アップしていないよね」(子ども)
「まだ。10月からだね」(マルヒデ商店 金子由美子さん)

 10月の消費増税。お菓子の税率は軽減税率の対象で8%のままのはずですが、一部の商品は軽減税率の対象外で10%に。

 また、子どもたちに人気のインスタントラーメン。今回の増税では“持ち帰りは8%”と“店内飲食は10%”と税率が異なります。

「あのさ(店の)中で食べると10%だって」(マルヒデ商店 金子さん)
「えー、なんで」(子ども)

「10月から、みんなはどう思う?」(マルヒデ商店 金子さん)
「外で食べればいいじゃん」(子ども)
「かわいそうじゃんね」(マルヒデ商店 金子さん)

増税、どう思う?
「おかしいと思う」(子ども)
「同じ食べ物なのに税金が変わったら、前のほうが良かったと思ってしまう」(子ども)

 10月以降の対応について金子さんは。

「しばらくはこのままでいく。ずっと(税金を)もらっていない。みんなうちのほうで(税金を)負担しています」(マルヒデ商店 金子さん)

 実はこのお店、3%の消費税が導入された30年前から消費税はもらわず店が負担してきました。

 そうしたこともあり、売り上げは30年前に比べ3分の1、増税のたびに配送費なども上がり、利益は少なくなる一方です。

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最終更新:9/23(月) 19:32
中京テレビNEWS

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