ここから本文です

【台風15号】AIが被災者サポート LINEで質問に回答

9/23(月) 10:15配信

千葉日報オンライン

 台風15号の千葉県内被災者向けに、AI(人工知能)が無料通信アプリ「LINE(ライン)」上で災害復旧や生活再建などの質問に答えるシステムの提供がきょう23日から始まる。想定問答を学習したAIが、罹災(りさい)証明書の申請方法や支援物資の配布場所など、利用者に最適な情報を抽出して回答する。

 例えば、被災者がLINEで「支援制度について聞きたい」と質問すると、AIが「罹災証明の発行」や「修理業者の紹介」といっった回答を提示。罹災証明について詳しく問えば、発行手続きや必要書類に関する情報も示す。最適な回答を絞り込むため、住んでいる地域など被災者の情報をAI側が選択形式で問うこともある。

 利用者は必要な情報を手早く得ることができ、自治体は電話・窓口相談の負担を軽減して他の支援業務に人員を振り向けることができると期待される。

 県からの協力要請を受け、LINE社などの民間企業や自治体でつくる「AI防災協議会」が急きょ開発し、提供。同協議会は6月に設立され、他県でAIを使った災害対応の実証実験を進めてきたが、開発したシステムを実際の災害時に投入するのは初めて。

 県や、加盟自治体などから得た災害時の対応事例をAIの学習材料に活用。21日から仮運用し、県職員が試しに使って精度を高めた。

最終更新:9/23(月) 10:15
千葉日報オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事