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二松学舎大附に現れた198センチの怪腕・秋広 優人とはどんな選手なのか

9/23(月) 7:02配信

高校野球ドットコム

5年ぶりの選抜甲子園を目指す二松学舎大附は、22日、秋季東京都大会本戦への出場を懸けて都立昭和との代表決定戦に臨んだ。
 前チームでは海老原 凪や野村昇太郎、右田 稜真などの高い能力を持つ選手が揃いながらも、惜しくも甲子園には届かなかったが、依然として潜在能力の高さは都内屈指だ。

秋広優人の投球シーン

 まずこの試合で目に付いたのは、先発マウンドに上がった身長198センチの秋広 優人であった。
 これまで打者としての出場が主であった秋広だが、投手としての練習も継続して行ってきており、1回戦の都立松原戦では5回を無失点に抑える好投を見せた。

 「今日は球があまり走ってなかった」と試合後に話した秋広。その言葉が表わすように序盤から得点圏にランナーを背負う場面もあり、4回を投げて4安打1四死球と決して好投といえる投球では無かったが、それでも直球には角度があり体の使い方に大きな癖もない。市原監督も「まだ体が完全に出来上がってない」と語っており、これから力が付いて上手くバランスを取れるようになってくればスケールの大きな投手としての大成も期待できる。
 「打者」としてだけでなく、投手としてもこれから期待が出来る選手だ。

またその秋広をしっかりとサポートしたのが、捕手の山田 将義だ。中学時代から日本代表の経験もある山田であるが、この試合でも2回にピンチを背負った場面で二塁ランナーを鋭いスローイングで捕殺するなど、肩の強さと視野の広さをしっかりと見せた。
 イニング間のセカンドスローでも最速が1.91秒と一定の速さもあり、何より安定感がある。秋広と同様にこれからどんな成長を見せるのか注目だ。

 秋広と山田の活躍もあり、序盤こそ都立昭和の先発・猪又慎ノ介を攻めあぐねた二松学舎大附だったが、徐々に本来の力を発揮し始める。
 3回裏、一死一、二塁のチャンスから、1番・門脇司がセンターへの犠牲フライを放って1点を先制すると、4回裏には5番・山田 将義、6番・杉山友斗に連続タイムリーが飛び出してこれで試合の主導権を握る。

 その後も打線が着実に得点を重ね、投手陣も内井、秋山と3投手による継投で無失点リレーを見せる。試合は6対0で都立昭和を下し、二松学舎大附が都大会進出を決めた。

 3季ぶりの甲子園に向けてまずまずのスタート切ったかに見える二松学舎大附だが、選手たちに慢心は全く無い。
 主将でも山田が「内容が良い試合ではないので、このまま都大会で強豪に勝てるかと言えばそうではありません」と話せば、先発した秋広も「本大会で自分の力が発揮できるかはわからないので、準備をしっかりとやっていきたいと思います」と語り、都大会本戦に向けて気を引き締める様子を見せた。

 二松学舎大附が、都大会でどこまで実力を発揮することが出来るのか注目だ。

最終更新:9/23(月) 7:02
高校野球ドットコム

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