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ソフトバンク柳田「あと4試合勝ちます」 9月初の4番 復帰後初猛打賞&V打

9/23(月) 7:34配信

西日本スポーツ

 ◆オリックス5―6ソフトバンク(22日・京セラドーム大阪)

 4番が相手エースを打ち砕いた。2-2の同点で迎えた6回無死一塁。柳田が内角のカットボールを強振した。右中間を真っ二つに切り裂く打球。一走のグラシアルが長駆生還した。自らも一気に今季初の三塁打とした。9月に入って初の4番に座った主砲が防御率1点台を誇る山本を攻略。逆転優勝へ「あと4試合勝ちます」と意気込んだ。

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 チームは今季ここまで山本に2勝を献上し、防御率も1・59と苦戦していた。自身も山本にはこれまで通算5打数無安打と完全に抑え込まれていた。そんな天敵から初回はフォークボールを右前適時打。4回はカーブを中前へ運んだ。「由伸(山本)から打ったことが一番うれしい」。左膝裏の肉離れから復帰した8月21日以降では初の3安打猛打賞。対山本に1試合3安打を浴びせたのは今季のホークス打線では初めてだ。勝ち越しタイムリーを含む2打点で勝利に導いた。

 勝負の9月にもかかわらず、結果が伴わない日々が続いた。この日の活躍を含めても打率は今月は2割3分4厘で1本塁打、5打点。勢いがつかないチーム、そして低調な打線の象徴になっていた。「チームが波に乗れない責任は感じていた」と柳田は明かした。ただ、下を向くことはない。「(自身の結果の)波は良くないこともあるから。責任を感じて打てるなら(常に)感じるけれど、そうじゃない。打席に入れば、切り替えて相手だけに集中していた」。一つも負けられない剣が峰での猛打で、ついに状況を打破した。

 デスパイネの不振もあって、8月30日の西武戦以来となる4番に据えた工藤監督も手放しでたたえた。「本当に『もってる』というかね。あれ(初回の適時打)でチームがいけるという雰囲気になった」。打席での結果が誰よりも勝敗に直結することをあらためて証明した。残り4試合、逆転優勝への鍵は柳田が握っている。 (山田孝人)

西日本スポーツ

最終更新:9/23(月) 7:34
西日本スポーツ

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