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ポルシェばかりのオークション開催 コレクターが放出した3台の素晴らしい911

9/23(月) 21:20配信

AUTOCAR JAPAN

最初のクラブスポーツ

1988年製ポルシェ911カレラ3.2クラブスポーツの右ハンドル車は、53台しか製造されていない。そんな稀少なモデルを含むポルシェ車だけのオークションが、9月21日に英国ウォリックシャー州ダラス・バーストン・ポロ・クラブで開催された。その出品車両の中から、1人のプライベート・コレクターが放出した素晴らしい3台の911をご紹介しよう。

【写真】ポルシェ・オークション (55枚)

なお、いずれも「最低落札価格の設定なし」で出品される予定になっていたものの、どうやら非公開の交渉で購入金額を明らかにしたくないバイヤーの手に渡ったようだ。参考までに事前の予想落札価格を明記しておく。

3.2クラブスポーツは、現在多くの人が欲しがる「CS」の名称が与えられた最初のモデルだ。これは標準モデルより速くて軽量な仕様であることを表す。

どうやってその2つの目的を達成したか? まず、後部座席をはじめ、パワーウインドウや遮音材、助手席側のサンバイザーまで除去して重量を削減する。さらに軽量なインレットバルブを採用し、ECUのプログラムを書き換えることで、エンジンの最大許容回転数を300rpm引き上げる。

これらの変更によって、ベース車より100kgも軽量化されたクラブスポーツは、当時の自然吸気911としては最速となる最高速度250km/h超を達成した。

生産台数はわずか340台。そのうち右ハンドルは53台しか存在しない。

今回のオークションに出品された個体は、グランプリ・ホワイトのボディカラーにガーズ・レッドで塗られたフックス製アロイホイールが組み合わされている。1988年10月にAFNギルドフォード(英国のポルシェ・ディーラー)が新車として販売し、それから30年以上の間に走行距離計は5万9000マイル(約9万5000km)を刻んでいる。

予想落札価格は12万~14万ポンド(約1600万~1870万円)とされていた。

美しいブルーのタルガ

美しいペトロール・ブルー・メタリックのボディに、ブラックのレザレットとピンストライプのベロアというインテリアが組み合わされた1977年製911SC3.0タルガは、落札価格が7万5000~9万5000ポンド(約1000万~1270万円)になると予想されていた。

新車当時に英国仕様として販売された1台で、当然ながら右ハンドル。これまで4人のオーナーの手に渡ったが、走行距離はわずか2万3975マイル(約3万8584km)に留まる。この数字は付属する多くの書類によって証明されている。

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最終更新:9/23(月) 21:20
AUTOCAR JAPAN

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