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テレビや冷蔵庫が好調 増税前の駆け込み、買うなら持ち帰りがいい理由

9/23(月) 10:45配信

沖縄タイムス

 10月の消費増税を控え、沖縄県内の家電量販店で駆け込み需要が高まっている。液晶テレビや洗濯機、冷蔵庫など大型家電の販売が伸びており、各店の売上額は前年同月比で3~5割増と好調だ。増税前の購入を促そうと、一定金額以上の購入で値引きや商品券をプレゼントするなど商戦もにぎわいを見せる。秋分の日の3連休が次のヤマ場とみて、各店力を入れる方針だ。(政経部・仲田佳史)

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 ■配送で10%になることも

 ベスト電器天久店では9月に入り客足が伸びている。20日までの9月の売り上げは前年の同期間比5割増で担当者は「来店者の成約率が高く、増税前に買おうとする動きが強まっている」と話す。

 消費税は商品の引き渡し日に納税義務が成立するため、配送が10月になった場合、購入が9月であっても消費税は10%となる。すでに配送スケジュールが埋まっているため、購入者には持ち帰りであれば8%になると説明して販売している。担当者は「今後は掃除機や炊飯器、パソコンといった持ち帰りやすい商品をPRしたい」と話す。

 ■10年前に比べ価格低下

 コジマ×ビックカメラ那覇店は前年比3割増で高画質の大型テレビや冷蔵庫、洗濯機の販売が好調だ。特にテレビは、2011年の地上デジタル放送の完全移行に合わせて、地デジ対応テレビの購入を促した家電エコポイント制度時の購入から10年となるため、買い替え需要が高まっているという。

 担当者は「今は10年前と比べ価格がだいぶ下がっている。来年は東京五輪があるので増税前に買い替えようとする動きが出ている」とみる。10月の増税後の反動も懸念されるが、プレミアム付き商品券の発行で消費の落ち込みを下支えする施策があるとして「売り上げが大きくへこむことはないだろう」と見通す。

 フランチャイズでエディオンを運営するサンエーは県内11店舗合計の売り上げが3割増。夏場の気温上昇で6月からエアコンの販売が伸び、9月も堅調な売り上げが続いているという。

 中小企業の登録店舗では増税後にキャッシュレス決済で5%のポイント還元が始まる。担当者は「われわれは対象でないので影響が気になるところ。状況次第では対策が必要になるかもしれない」と話し、地域電器店との競争に影響が出ないか見極めたいとした。

最終更新:9/23(月) 11:20
沖縄タイムス

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