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生誕120年!兵庫県・姫路で川端康成の大規模展覧会が開催

9/23(月) 0:55配信

Webマガジン コロカル

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■川端の“美術”と“文学”それぞれの側面にフォーカス

今年は日本人初のノーベル文学賞受賞作家・川端康成の生誕120年の年。それを記念して、兵庫県にある姫路市立美術館と姫路文学館で〈生誕120年 文豪川端康成と美のコレクション展〉が開催されています。

【写真で見る】国宝 池大雅「十便図」より『釣便』

さまざまな美術品を収集していたことでも知られる川端康成。

国宝に指定される浦上玉堂の《凍雲篩雪図》から、池大雅・与謝蕪村の《十便十宜図》、土偶や仏像などの古美術、東山魁夷・古賀春江・草間彌生といった近現代日本美術、ロダン・ピカソといった西洋美術に至るまで、そのジャンルは幅広いものです。

この展覧会では、美術館・文学館あわせて280点が登場。川端康成が収集した美術品を展示し、その審美眼を探るとともに、近年自邸で新たに発見された初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡や、夏目漱石・太宰治・谷崎潤一郎・三島由紀夫ら文豪たちの書幅や書簡、生前の愛用品なども公開。“美術”と“文学”、それぞれの側面からフォーカスした川端と所縁のある品が大集結します。

姫路市立美術館では、ロダンの彫刻やピカソの素描、国宝『十便十宜図』の画帖、豪華本『古都』のために東山魁夷が手がけた琳派風の装丁、人間国宝 黒田辰秋による漆芸や木工、草間彌生までラインナップ。川端のその確かな眼力に驚くことでしょう。

第1章:川端と西洋美術第2章:川端と古美術第3章:川端文学と装丁画第4章:川端と近現代工芸第5章:川端と近現代絵画

一方の姫路文学館には、川端作品をはじめ、直、初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡などが登場。さらに古典資料や川端が愛した国宝 浦上玉堂『凍雲篩雪図』、夏目漱石・太宰治・谷崎潤一郎・三島由紀夫ら文豪たちの書幅や書簡なども展示されます。

第1章:文豪・川端康成 そのひととなりと作品第2章:川端の見つめた伝説第3章:川端コレクションと播磨第4章:文豪たちの息づかい第5章:文豪が愛した空間

川端のひととなり、そして巨匠たちの交流も見て取れる内容に。これはファンならずとも、チェックしておきたい大充実の展覧会ですね。

さらには多数のトークイベントも。こちらも細かくテーマが分けられており、どれも気になるものばかり。

オープニング・ギャラリートーク日時:9月14日(土曜日)11:00~講師:水原園博 氏(公益財団法人川端康成記念会東京事務所代表・本展企画)会場:姫路市立美術館 企画展示室参加費:無料 ※ただし本展覧会の観覧券が必要です。

記念講演会「時代のうねりと川端康成」日時:9月14日(土曜日)14:00~15:30講師:水原園博 氏(公益財団法人川端康成記念会東京事務所代表・本展企画)会場:姫路文学館 北館3階 講堂参加費:無料(定員150人・先着順)

川端康成日曜講座日曜講座1  「川端康成 その人とふるさと」日時:9月22日(日)14:00~15:30 ※開場は13:30講師:今井瞳良(茨木市立川端康成文学館学芸員)会場:姫路市立美術館 2階 講堂参加費:無料(定員80人・先着順)

日曜講座2  「川端康成、その初恋の秘密」日時:9月29日(日)14:00~15:30 ※開場は13:30講師:森本穫 氏(川端康成学会特任理事)会場:姫路文学館 北館3階 講堂参加費:無料(定員150人・先着順)

日曜講座3  「国宝《十便十宜図》と国宝《凍雲篩雪図》」日時:10月20日(日)14:00~15:30 ※開場は13:30講師:守安收 氏(岡山県立美術館館長)会場:姫路市立美術館 2階 講堂参加費:無料(定員80人・先着順)

日曜講座4  「東山魁夷芸術の魅力」日時:9月27日(日)14:00~15:30 ※開場は13:30講師:松浦千栄子 氏(長野県信濃美術館東山魁夷館学芸員)会場:姫路市立美術館 企画展示室参加費:無料(定員80人・先着順)

日曜講座5  「川端康成と横光利一」日時:11月3日(日)14:00~15:30 ※開場は13:30講師:黒田大河 氏(大阪樟蔭女子大学教授)会場:姫路文学館 北館3階 講堂参加費:無料(定員150人・先着順)

こどもギャラリーツアー日時:9月28日(土)、10月19日(土)、各日11:00~対象:小・中学生のお子様とその保護者講師:姫路市立美術館学芸員

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最終更新:9/23(月) 0:55
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