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iPhone 11レビュー:多くの人にとって「これでいい、これがいい!」な基本端末

9/24(火) 18:31配信

ギズモード・ジャパン

iPhoneラインナップが底上げ。

9月20日の金曜日に発売されたiPhone 11/iPhone 11 Pro。三連休使い倒した!という人も多いはず。しっかり使ってみた人は他の人のイチ意見として、しばらく様子見の人は検討材料として、米Gizmodo編集部のiPhone 11レビューをどうぞ。

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iPhone 11、いい。Pro限定の機能を羨ましく思ったり、ギミック感ありすぎと思う機能があったりしつつも、カメラの素晴らしさは間違いなし。iPhone 11は、(今のスマホに不具合ない人も)アップグレードして罪悪感を感じない端末です。

iPhone 11

概要:2019年の新モデルでもっとも安く、ベーシックなiPhone。価格:700ドルから。好き:スロフィー、超広角フォト、ナイトモード、驚きのダイナミックレンジ。残念:バッテリーやディスプレイはProに劣る。Proと比較すると安っぽさが否めない。

今年のiPhoneは、最近あった「s」なの?「S」なの?という発表直後の困惑もなく、ある意味シンプルです。700ドルスタートのiPhone 11、1000ドルのちょっと小さいiPhone 11 Pro、そしてちょっと大きくて1100ドルスタートのiPhone Pro Max。基本的な違いと言えば、Proの2端末はバッテリーが大きく、50mmの望遠レンズがあって、ディスプレイがいい。

そのほか発表イベントで注目された機能「スロフィー(スローモーションセルフィー)」やナイトモード、ウルトラワイドバンド対応、超広角レンズ、A13 Bionicについては、iPhone 11シリーズの全3端末共通です。なので、「スロフィーやりたい!」「ナイトモードいい!」という人はiPhone 11へのアップグレードがオススメ。iPhone 11で十分、上位機種より数百ドルお得だし。

「じゃiPhone 11でいいや、決まり!」という前に、もう少々。まず、Proのマット質感と異なり、iPhoen 11はツルっとしてガラス加工です。つまり、Proに比べて指紋に弱い。あと、ベゼルがちょっとだけ、ほんの気持ちデカイ。さらに、カメラはひとまず置いておいて、バッテリーとディスプレイがProと大きく違います。

編集部のバッテリーテスト(明るさ200nitsでYouTube動画再生)では、iPhone 11が12時間ちょい。これはiPhone 8の9時間、iPhone XRの12時間弱に比べれば良アップグレードですが、iPhone 11 Proの13時間、 iPhone 11 Pro Maxの15時間には到底勝てません。あとディスプレイもPro 2端末より劣ります。iPhone 11はLCD(液晶)スクリーン。非常に素晴らしいLCDスクリーンで、屋内だと明るさ500nitsで、これはProよりもちょーっと暗い程度。ただ、屋外で太陽光の下だとProより150nitsほど暗く、ちょっと見にくい印象あり。

iPhone 11は6.1インチのLCDディスプレイ(1792x828)で326PPI。iPhone Proが5.8インチ(2436x1125)、Pro Maxが6.5インチ(2688x1242)で458PPIなので、そりゃProの方が綺麗です。綺麗に決まってます。数字だけ見てもわかりますが、実機を見てもその差は歴然。でも、価格差がありますからそれも当然。iPhone 11買おうか迷っている人は、価格差と、バッテリー&ディスプレイがProより劣るという点をきちんと踏まえた上でどうぞ。

機能でいうと、3端末ともウルトラワイドバンド(UWB)対応で、Airdropがより的確に素早くできるように。ただ、これは今年のiPhone同士=iPhone 11同士ではないとできないので注意。自分だけiPhone 11で、相手がiPhone XS以前のモデルだとダメですから要注意。

ウルトラワイドカメラは、ちょっとギミック感ありすぎかなというのが個人的な感想。人それぞれとは思いますが、写真撮るときにズームインすることはあっても、ズームアウトすることはあまりないような…。となると、26mm/f2.0から13mm/f2/4へのズームアウト機能は(私的には)不必要というか、無用の長物だと感じてしまいました。その上、ウルトラワイドカメラの撮影は暗所に弱いので、画質が悪くなっちゃうのですよね。何よりも、ウルトラワイド撮影はフレーム端っこの歪みが気になる。これは、画像編集が必要になりますね。以下、比較写真。

ただ、ウルトラワイドで生じる歪みをアート的に捉えることもできるわけで。画が劇的になる!とも思えるわけで。ある意味、ウルトラワイド撮影=加工フィルターだと思えば、それはそれであり。以下、歪みを活かしてみたパターン。

ソフトウェアによるナイトモード搭載は、Appleはライバルに遅れをとっていました。Googleなんて1年前に搭載だし、SamsungもGalaxy S10で春に搭載したし。やっと、A13 Bionicチップでこの秋ナイトモードデビューしたApple。わかっていたことですが、ナイトモードは魔法です。めちゃキレイ。ただ、メインのワイドカメラでしか使えません。あと、被写体が動いたらダメだし、撮影中の2秒は一瞬といえどしっかりiPhoneを持つ手を固定しましょう。シャッタータップと撮影まで一瞬ギャップを感じますが、それを待ってこそです。

A13 Bionicチップとアップグレードされたフロントカメラによって、セルフィーがより美しく、Face IDがちょっと素早くなりました。年内登場というDeep Fusionモードで、さらにシャープな画になるようなので、それも期待。フロントカメラといえば、iPhone 11の新機能でもっともヘンテコ&面白いのがスロフィーです。TikTokユーザーは、これ、かなり楽しめるはず。ただ、暗所撮影には向いていませんから要注意。

機能として個人的に注目なのが、ダイナミックレンジ。画像の明るいところ、暗いところのディティールまでとらえるダイナミックレンジは、美画像には不可欠な要素です。試しに夕日を撮影してみたところ、その美しさに驚きました! 比較として撮影したiPhone Xとの差は明らかです。

iPhone 11は、たとえ今の端末に不自由していなくても買い換えて後悔しない端末だと思います。個人的にはサイズ感とバッテリーもちで、Proと悩んでもいますけど。でも、やっぱりiPhone 11の価格とポップな色は魅力です。2017年以前の端末を使っている人には、特にオススメしたい端末です。

まとめ

・カメラセンサーのアップグレードで美ダイナミックレンジ・ウルトラワイドカメラは撮影の幅は広がるが、歪みあり・スロフィー楽しい・ナイトモードは魔法・Proとの悩みどころはバッテリーとディスプレイの差

そうこ

最終更新:9/24(火) 19:41
ギズモード・ジャパン

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