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【MotoGP】ドゥカティを抑える術は無かった……ビニャーレス、“イタリアンパワー”に敗北

9/24(火) 18:18配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第14戦アラゴンGPで、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは序盤に2番手に浮上すると、終盤までその位置を走行した。

【動画】MotoGP2019 第13戦サンマリノGPハイライト

 しかしレース終盤、追い上げを見せたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)にかわされてしまうと、ラストラップ直前にはジャック・ミラー(プラマック)にも追い抜かれてしまった。

「僕には直線でのドゥカティの速さに対抗するチャンスは無かった」

 そう語るビニャーレス。実際、ドヴィツィオーゾはバックストレートにおいて、ビニャーレスより8km/hも最高速が速い状況だった。

「ラストラップにジャックを僕の後ろに留めたとしても、彼は直線で僕をオーバーテイクできただろう。だからジャック、もしくはドヴィと争うチャンスは無かったんだ」

「常に自分のベストを尽くそうとしていたし、良いレースができたと思っている。去年のここでのレースは酷いもの(10位、トップから22秒差)だったけど、今年は接近できたしね」

「前にも言ったように、僕らは改善に取り組み続ける必要がある。重要なのは進むべき方向性を理解することだ」

 ヤマハはサンマリノGPから複数の新パーツ(エキゾースト、カーボン製スイングアーム)を持ち込んでおり、チームメイトのバレンティーノ・ロッシは既に実戦使用していた。しかしビニャーレスは、従来型の物を使用してレースに挑んでいた。

 そしてアラゴンGPではビニャーレスも新パーツを装着してフリー走行をこなしたが、結局従来型に戻してレースを戦った。

「新パーツを使えば、トップスピードを稼げることは確かだ。FP4ではトップスピードで5番手につけていたんだからね」

「だからそれで少しは得るところがあったけど、他に失っている場所もあったんだ。だからまだ新パーツがどう機能するか理解する必要がある」

 ヤマハのマシンの改善度合いについては、ロッシが昨年と比べてYZR-M1の加速は恥ずかしくないモノになっていると語っていた。

 しかしビニャーレスはヤマハに対して、ドゥカティやホンダとの比較で劣っている“パワー”を改善するように求めている。ビニャーレスは直線でライバルが0.3秒のギャップを手にしていると考えているのだ。

「ホンダとドゥカティは一歩前を行っているから、確実に僕らは改善する必要がある」

「彼らは常にパワー面で0.3秒の“自由時間”を手にしている。23周のレースでそれは重要だ」

Lewis Duncan

最終更新:9/24(火) 18:18
motorsport.com 日本版

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