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インスタで励まし合うライバル。一ノ瀬「いつも勇気もらう」2019ジャパンパラ水泳競技大会が閉幕

9/24(火) 5:00配信

TOKYO HEADLINE WEB

 国内最高峰のパラ水泳の大会「2019ジャパンパラ水泳競技大会」が23日、横浜国際プールで行われ、100m女子バタフライS9クラスの決勝で一ノ瀬メイが準優勝。6カ国からの海外選手を含む約480名のスイマーが3日間に渡り熱戦を繰り広げた。

 100m女子バタフライは大接戦だった。リオパラリンピック女子100mバタフライ銀メダリストのサライ・ガスコン モレーノ(スペイン)が大会新記録の1秒10秒90で優勝。同レースの一ノ瀬メイは日本新記録の1分11秒20を出したものの、2位で優勝には届かなかった。

 レース後、一ノ瀬は「この種目は自己ベストを出したいと思っていたので良かったです。ただ、どうせなら勝ちたかった。今日は前半からスピードを出していって、後半どこまで粘れるかと思いながらやっていました。やっぱり強かったですね」と自身の泳ぎを振り返った。

 国際大会でレースを共にする機会が多いライバル、サライにはいつも勇気をもらうという一ノ瀬。「サライ選手は私より身長が特段高いわけではない。決して有利ではないと思いますが、それでも活躍している姿を見ることで、自分もまだまだ出来ると思わせてくれる。感謝しています」と語った。

 実はインスタ仲間でもある2人。サライも「一ノ瀬選手とはインスタグラムで連絡を取っている。お互いに励ましあって、いい関係ですね。日本の選手は、周りに敬意を持って接してくれる。リスペクトがあります」と日本選手の印象を語った。

 今月ロンドンで行われた世界選手権では代表漏れを経験し、一時はモチベーションが下がったという一ノ瀬。「なんで私はロンドンに呼ばれなかったのかなって。でも今大会でいろんな人に会って、たくさん声をかけてもらって、皆さんの期待に応えたいと思った3日間でした。これからは自分がコントロールできるものに集中するということ。勉強になるシーズンでした」と、胸の内を明かした。悔しさで心を強くした先に、2020年への道筋が見えるはずだ。

(取材・文 丸山裕理、パラフォト2020東京大会取材班)

最終更新:9/24(火) 5:00
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