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「長時間労働」「不払残業」その会社、コンプライアンス違反では? ブラックの3大定義

9/25(水) 6:45配信

LIMO

「気づいたら精神的に追い込まれていた」という人は、少なくありません。この場合、ブラック企業に勤めている可能性が高いです。今回は、ブラック企業の実例を紹介するとともに、気をつけたい上司や会社の特徴を紹介します。

身近な上司や同僚も「ブラック」の根源になる

心身ともに限界を感じて、ブラック企業の退職を決意する人は後を絶ちません。

たとえば、建設会社で現場監督をしていたAさんは、「22営業日で33連勤」というムリのある働き方をさせられ、退職しました。夜勤シフトを強制させられ、上司に休みを申請すると、「お前の代わりはいくらでもいる」と言われたということです。

金融機関で働いていたBさんは、先輩の陰湿な悪口でうつ状態になり、会社をやめました。となりの席の6歳上の男性社員から、「なんでそんなに頭が悪いの?」「一回死んで人生やり直してこい」といった暴言を、日常的に吐かれていたといいます。

働き方に問題がある企業は、たしかに「ブラック」といえます。しかし、ほかの社員の心を蝕む上司や同僚がいる会社も、間違いなくブラック企業の特徴といえるでしょう。

避けるべき上司・同僚の特徴

上司や同僚の行動に「おかしいな?」と少しでも感じたら、「逃げる」という選択肢を考えてください。とくに、以下のような上司や同僚には要注意です。

 「聞くだけ」の上司

悩みを相談しても、「わかった」「伝えておく」と放置する上司はキケンです。面倒くさいことには見向きもしないため、いざというときに助けてもらえない可能性があります。

 部下を怒鳴る上司

いわゆる「体育会系」の上司にも注意が必要です。本人は叱咤激励の意味で投げかけた言葉でも、部下の自尊心を著しく傷つけています。

 二面性がある同僚

上司の前ではよい顔をして、同僚や後輩には態度を一変させる同僚にも要注意です。こういったタイプの社員は、自分の評価をあげるために、周りの社員の評判を意図的に落としにかかることがあります。

ブラック企業に入らないようにするには?

ブラック企業で働かないためには、「ブラックとはそもそも何か?」を知ることが大切です。

安全衛生優良企業マーク推進機構は、ブラック企業の定義を「コンプライアンス(法令や規則)を遵守していない企業のこと」としています。「コンプライアンスを遵守していない」とは、主に以下のことを指します。

1、労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
2、賃金不払残業
3、パワーハラスメントの横行

そのほかに、以下の特徴がある会社も要注意です。

 離職率が高い

離職率が高い会社は、常に人手不足の可能性があります。そのため、残った社員に仕事の負荷がかかり、長時間労働が当たり前になっていることがあります。

 定期的に求人が出ている

社員が常に辞めていく会社には、それなりの理由があるものです。また、採用背景が「業績拡大」のためではなく、売上が伸びていない場合は過度な労働を強いられる可能性があります。

また、厚生労働省が発表している「ブラックリスト企業」をみると、労働基準法に抵触している企業の一覧を確認することもできます。

ブラック企業を見分けるには、まずは疑ってみること

ブラック企業に身を置いていると、「この環境が当たり前」になってしまうことがあります。しかし気づいたら、体力的にも、精神的にも疲れ果てていた、ということは少なくありません。

「少しでもおかしいな?」と思ったら、まずは自分の環境を疑ってみてください。また、今回の記事を参考に、ブラック企業に入らないためのポイントも改めて押さえておきましょう。

【参考】
安全衛生優良企業マーク推進機構
厚生労働省「労働基準関係法令違反に係る公表事案(平成30年8月1日~令和元年7月31日公表分)」

LIMO編集部

最終更新:9/25(水) 6:45
LIMO

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