ここから本文です

夢舞台、茨城国体28日開幕 選手、続々と集結 会場スタッフ 入念に最終点検

9/28(土) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

45年ぶりの本県開催となる第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」は28日、笠松運動公園(ひたちなか市)で総合開会式が行われ、開幕する。10月8日まで天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を懸けた都道府県対抗の熱戦が県内各地で展開される。開幕を翌日に控えた27日は各都道府県の選手たちが続々と本県入り。本番会場では選手たちが調整練習を続け、迎えるスタッフは入念に最終点検を行った。

正式競技と特別競技で県内最多7競技が行われる水戸市のJR水戸駅には選手や監督の一行が続々と“現地入り”した。夏の甲子園で優勝した履正社高(大阪)や、智弁和歌山高のナインらも到着。智弁和歌山高の黒川史陽主将(18)は「国体出場は光栄。校名が知られるよう頑張りたい」と意気込んだ。

同駅では改札前に「総合案内所」が設けられ、各競技会場や周辺観光も案内。また、南口ペデストリアンデッキでは「魁祭」が開かれ、来場者らをもてなした。魁祭は国体期間中の土・日曜日も開催される。

一方、28日からレスリングが始まる水戸市緑町のアダストリアみとアリーナではフリースタイルに出場する選手が軽い汗を流した。本県代表の選手たちは正午から約1時間半、本番をイメージした練習を実施。高野謙二監督(52)は「ほどよい緊張感もあり、選手たちの状態はいい」と満足げに話した。マット周辺では高校生の競技補助員らが試合内容のアナウンスや記録の伝達方法などを確認。競技開会式から試合開始までのリハーサルも本番さながらに行われた。

同じく28日から始まる卓球会場の日立市池の川さくらアリーナでも、選手たちが練習に汗を流した。成年男子本県選抜のエース・吉村真晴選手(県競技力向上対策本部)は練習後、「地元国体でしっかり自分の役割を果たし、優勝を目指して頑張る」と静かに意気込みを語った。野中由紀監督(34)は「地元開催のプレッシャーはある。全ての試合にきちんと臨みたい」と気を引き締めた。

同市は会期前に新体操、体操を実施。今後、卓球、軟式野球、バスケットボールと続く。メイン会場の同アリーナ駐車場にはテントが立ち並び、準備が整う。 JR日立駅中央口前には、市の総合案内所が設置されている。市女性フォーラムのメンバーとして市民ボランティア「日立ゆめ国体サポーターズ」に参加している同市十王町の高野たい子さん(64)は「全国から訪れる皆さんに日立市がいいところと思ってほしい」と笑顔で話した。

牛久市でも空手開催へ向け最後の準備に追われた。会場の市総合運動公園体育館では、公開演技のリハーサルなどを実施。県空手道連盟のスタッフらが日程や開会式といった競技運営の流れを確認した。市国体推進課の職員たちは設置したテントや看板、のぼり旗などをチェックし、会場設営を仕上げた。同課の横田武史課長は「最大限の準備はできたので、大会の成功と選手の活躍に期待したい」と話した。(前島智仁、川崎勉、秋葉凌)

茨城新聞社

最終更新:9/28(土) 4:04
茨城新聞クロスアイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事