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「コゲたものを食べるとがんになる」って本当? 医者に聞いてみた!

9/29(日) 17:00配信

FASHION BOX

2人に1人ががんになる時代だといわれる昨今。がんは“怖い病気”だという認識を持っている人は多いのではないでしょうか?
そこで、がんに関する疑問のあれこれを「近藤誠がん研究所」の所長、近藤誠さんに教えてもらいました!

Q. コゲたものを食べるとがんになる?

おコゲには、発がん物質が微量ですが入っています。実際にも、マウスにおコゲ成分を食べさせて、胃がんをつくることに成功した実験があります。しかし、このときの量は人間なら、おコゲを毎日どんぶり1杯、数十年食べ続けることにも相当するようです。

発がん物質とは、細胞の遺伝子を傷つける物質です。酸素や日光や、宇宙からくる放射線も、遺伝子を傷つけて「変異遺伝子」を生みだすので、一種の発がん物質です。それが気になるなら、呼吸をやめ、日に当たるのを避けなければなりません。
人は、生きていくことで発がんの可能性を積み重ねているわけですが、それはしかたないことなのです。

ところで抗がん剤は、きわめつけの発がん物質ですが、受けない選択をすれば、発がんリスクの上昇を防げます。

しかし食材は、とらないわけにはいかない。細かく分析してみれば、どんな食材にも微量の発がん物質が含まれていることでしょう。ただ特定の食材に、格別多く含まれていることがありえるので、特定の食材ばかりをとるのは危険です。

発がんリスクをできるだけ減らすには、食材の種類をできるだけ増やし、リスクを分散させることです。

A. マウスにおコゲ成分を食べさせて、胃がんをつくることに成功した実験があります。

しかし、このときの量は人間なら、おコゲを毎日どんぶり1杯、数十年食べ続けることにも相当するようです。

【教えてくれたのは…】

近藤誠(こんどう まこと)
1948年、東京都生まれ。「近藤誠がん研究所」所長。73年、慶應義塾大学医学部卒業。76年、同医学部放射線科に入局。83~2014年、同医学部講師。12年「乳房温存療法のパイオニアとして抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性などの啓蒙を続けてきた功績」により第60回菊池寛賞受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」(https://kondo-makoto.com)を開設し、6年間で9000組以上の相談に応えている。『がん放置療法のすすめ』(文春新書)、『医者に殺されない47の心得』(アスコム)、『最高の死に方と最悪の死に方』(宝島社)、『眠っているがんを起こしてはいけない。』(飛鳥新社)、『このクスリがボケを生む!』(学陽書房)ほか著書多数。

(抜粋)
宝島社新書『医者が教える「がん」にならない30の習慣』
著者:近藤誠

企画・編集協力:日高あつ子

WEB編集:FASHION BOX

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

宝島社

最終更新:9/29(日) 17:00
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