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香港の民主派歌手にペンキ 蔡総統「法にのっとり厳罰に」/台湾

9/30(月) 13:56配信

中央社フォーカス台湾

(台北 30日 中央社)反政府の抗議活動が続く香港の市民を支援しようと29日午後に台北市内で行われた街頭運動で、民主化運動を支持する香港の歌手、何韻詩(デニス・ホー)さんがペンキをかけられた事件について、蔡英文総統は同日、容疑者は法にのっとり厳罰に処されるとの考えをフェイスブックで示した。「台湾の民主主義を守る意思と決心を厳粛に受け止めよ」とも記した。

街頭運動は台湾の複数の市民団体が主催。午後3時ごろ、立法院(国会)そばで何さんがメディアの取材に応じていた際、背後から赤いペンキをかけられた。男2人が現行犯逮捕され、うち1人は統一派団体のメンバーとみられている。

この直後も何さんは落ち着いた様子で取材に応じ続け、このような襲撃を香港の社会運動家は毎日受け続けていると指摘。これは明らかな圧力や脅迫だとし、それでも香港は決して恐れないと語った。

蘇貞昌行政院長(首相)は30日、事件について記者から問われると、台湾でこのようなことが起きたのに非常に強い憤りを感じているとコメント。台湾は民主主義と法治の国家であるとし、暴力や違法な手段で人に危害を加えることは許されないと述べた。

野党・国民党は29日、報道資料で事件への遺憾を表明。加害者のやり方は他人の言論の自由を尊重するという民主主義の精神に反しており、民主主義の共通の敵だとの立場を示した。

(黄麗芸、葉素萍、沈朋達、王承中/編集:楊千慧)

最終更新:9/30(月) 13:56
中央社フォーカス台湾

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