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本郷三丁目「トウキョウライトブルー」で、毎食でも食べたい一杯に出会った

10/2(水) 12:11配信

マイナビニュース

心地よい秋晴れの日。住宅ローン以外の借金に追われることもなく、家族共々健やかでこんな日を迎えられることを、なにかに感謝したい。今日の昼食は、以前から気になっていた店ののれんをくぐろうと決めて、自作の「行きたいお店リスト」をひっくり返す。ジャンルはもちろん「うどん・そば」。

【写真】東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩1分の「トウキョウライトブルー ホンゴウスリー」

そういえば、東京のうどんの名店に、本郷三丁目の「こくわがた」という店があった。よし、今日はそこにしようと事前に下調べすると、現在は「トウキョウライトブルー ホンゴウスリー」というなかなか覚えづらい名前になってリニューアルしているらしい。東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩1分。本郷通りに面した小さい店だ。屋号に「ホンゴウスリー」とあるが、住所としては本郷二丁目になる。

悩むこと必至、魅惑のメニューたち

およそうどん屋には見えない青い外壁とアルファベットの看板は、実に目立つ。相変わらずの人気店らしいが、早朝から夜遅くまでの通し営業でおそらく客足は分散。訪れたのは午前10時を少しまわった頃だったが、先客は1名のみだった。引き戸は開けたままになっていて、店内はオールスタンディング。9月も半ばだが、奥で扇風機が回っていたり、足元には荷物用の青いカゴが並んでいたりなど、爽やかな"海の家"感がある。

左手すぐに券売機。五反田の「おにやんま」もそうだが、初見では悩むこと必至の券売機。上段に大ボタンで「きまぐれL.B.うどん」、下には「ぶっかけうどん」「しょうゆうどん」「レモンおろししょうゆうどん」「すだちしょうゆうどん」「玉子しょうゆうどん」「かけひや」「かけあつ」がサイズ別に、さらに天ぷらとそれ以外でトッピングが並ぶ。ちなみに「しょうが」と「天かす」は0円なので欲しい人はこちらでボタンを押しておく。後ろに人が並んでたら即決できる自信がない。

「きまぐれL.B.うどん」には「詳細は右側の壁を見てね」とあったので見ると、今日は「北海道産ブリ天と鶏天のすだちしょうゆうどん」らしい。字面でもう最高。「きまぐれL.B.うどん HG2鶏天 大」(850円)と「しょうが」(0円)をプッシュ。HG2鶏天というのは鶏天がプラスになるという認識でOKらしい。

お世辞抜きに一番旨い、100点満点のうどん

食券は特に手渡す必要はなく、厨房にオーダーは自動で通る。待つこと3分ほど。天ぷらはブリ天と鶏天3個は揚げたてで、バットの別皿で提供される。これをギュギュッと丼に移し替え、卓上の生醤油をふた回しかける。すだちは力の限り絞り、同じく卓上の「すだちポイ」に捨てる。このうどんが、お世辞抜きに一番美味い。ツルツルの食感、強すぎないコシ、うどん本来の甘みが際立つ生醤油との味のバランス。どこを切り取っても100点満点だ。すだち、しょうが、ネギ、ゴマ。それぞれがうどんの最高のパートナーで、丼の中で様々な変化を愉しませてくれる。そこにブリ天と鶏天!唯一足りない油分をしっかりカバー。ブリはホロッとやわらかく上品な脂。鶏天は、これ一個でごはん一膳いけてしまう旨味がぎっしりの味。毎日どころか毎食でもこれでいい。噂に違わぬ一杯、ごちそうさまでした。

ビューティフルデーに実にふさわしい昼食にありつくことができた。1000円でお釣りがくる幸せ、ぜひ味わっていただきたい。


著者:高山洋介

1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に銭湯を紹介する同人誌『東京銭湯』『三重銭湯』『尼崎銭湯』などをこれまでに制作

高山洋介

最終更新:10/2(水) 12:11
マイナビニュース

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