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【RIZIN】川尻達也、血ヘド吐いても勝つ「一人なめんな!ジャパニーズMMAだ」

10/2(水) 20:26配信

イーファイト

 10月12日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『RIZIN.19』ライト級トーナメント一回戦でパトリッキー・“ピットブル”フレイレ(33=ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)との対戦が決まっている川尻達也(41=日本/T-BLOOD)が、10月2日(水)、都内JB SPORTS BOXING GYMにて公開練習を行った。

【フォト】野性味のある顔と強靭な筋骨のフレイレ(川尻の対戦相手)

 山田武士トレーナー相手にスパーリングを2R披露した後、汗を拭きながら川尻は囲み取材に応じた。

 川尻の対戦相手のフレイレはベラトール二階級王者のパトリシオ・”ピットブル”・フレイレの実兄。自身もベラトールに参戦し、2017年1月より現在まで5連勝中の強豪だ。ベラトールでは14勝を挙げており、そのうちの10のKO勝利は団体レコードに認められている。

 そのフレイレとの試合まであと10日に迫り「ワクワクと恐怖のせめぎ合いです。試合が近づくにつれてワクワクより恐怖のほうが強くなってくる」と言い、その恐怖については「負けて自分が全否定される怖さです。対戦相手に関しては同じ人間なので怖くないですが、ここま20年かけて戦ってきた。格闘技って積み上げてきたものがたった一回の負けで失ってしまうもの。その怖さがある。逆に拳一つで世界を変えられることができるので、今回自分の力で世界を切り拓きたいと思う」と恐怖を勝利に繋げていくと語る。

 対戦相手のフレイレの印象については「柔術の黒帯だけど、ストライカーの印象。触れればテイクダウンはできると思うので、抑え込んで固めて殴って消耗したところを一本取りたい」と意気込んだ。

 現在の体調については「いいです。前回の試合から2か月半しかないのですが、自分は練習の山が3週間に一回というサイクル。今回期間が短いわりにはいい練習ができています。茨城(T-BLOOD)メンバーが協力してくれているので、いい感じです」と地元のメンバーと練習し好調ぶりを口にした。

 しかし、周囲から負けるのではないか、という空気も感じるという。
「ファンも含めてたくさんの方から期待を込めて『頑張れ!』と言ってくれるのですが、それとは裏腹に期待はしているけれど、やっぱり正直川尻じゃ厳しいだろうということも、ファンからも運営からも感じている。近くにいる人からも相当厳しいなというのも感じている。正直イラっとするんで『なめんな!』をテーマに戦う。あれっ、なんか聞いたことあんな(笑)。(RIZIN.19の)次の日くらいにそんなテーマの大会があった気がするね。オレも『一人なめんな!ジャパニーズMMA』ってことで」と、ここでRIZINの翌日13日に両国国技館行われるONE 100界記念大会のテーマでもある『舐めんなよ、ジャパニーズMMA』を持ち出した。このテーマは青木真也の発言が元になっており、川尻が多少意識したようだ。

 記者が、青木真也が出場するONEの前日にRIZINライト級トーナメント一回戦で「(川尻選手が)勝ってオレ(青木)にプレッシャーをかけてほしい」と言っていることを伝えると、
「正直、オレも青木に激励をされるくらいでは相当落ちたなと思う。彼の存在がオレをまだ現役でいさせてくれているという部分はあるが、ひねくれているし、気持ち悪いしワケ分かんないけど、戦友だと思ってポジティブにその言葉を受け取りたいですね」と受け止めたが、続けて、記者が青木選手はお兄さんのように思っているようですと言うと、「あんな弟いたら嫌だな。断りたいと思います(笑)」と会場の笑いを誘った。 
 そして「今回は死闘になる。血ヘド吐いても血だらけになってでもオレが勝ちます」と緊張感ある決意を述べた。

 また、この日はファンも参加できる公開練習に中学1年生が訪れ、「自分と同じ中学1年だったとしたら、格闘家になるためにどんな競技をやりますか?」という質問に
「伝統派空手とかレスリングとか陸上とかバスケットボールとかクロストレーニングというか、一つの競技にとらわれないで、いろいろなスポーツをやって身体能力を高めたい。あと楽しむこと。それと夢中になること」とアドバイスを送っていた。
(取材・写真:三次敏之)

最終更新:10/2(水) 20:26
イーファイト

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