ここから本文です

香港デモ、撃たれた高校生は命取り留める 180人拘束

10/2(水) 11:24配信

朝日新聞デジタル

 香港警察トップの盧偉聡・警務処長は1日深夜に記者会見し、同日のデモ隊と警察の衝突で180人以上を拘束したと発表した。1日あたりの拘束者数としては一連の抗議デモで最多となった。政府の医院管理局によると、警察官に実弾を撃たれ重体となった高校2年生の男子生徒(18)は緊急手術を受けて命を取り留め、容体は安定しているという。

【写真】警察官に発砲された高校生が通う学校の前に集まり、撃たれた左胸付近に手を置き抗議の声を上げる学生たち=2019年10月2日、香港・荃湾(ツェンワン)地区、竹花徹朗撮影

 盧処長は、男子生徒への発砲について「警官はデモ隊に襲撃され生命の危険を感じ、やむを得ず撃った。発砲は適切で合法だった」と述べ、正当防衛だったと強調した。

 盧処長によると、警察は1日、4カ所の現場で計6発の実弾を発砲した。重体になった男子生徒以外、発砲による負傷者はいないという。デモ隊との衝突で、警官25人が負傷したという。

 香港メディアによると、男子生徒は1日夕に撃たれた後、搬送先の病院で約4時間にわたる緊急手術を受け体内に残っていた実弾を取り除いた。実弾は心臓まで3センチのところに達していた。容体は安定しており命に別条はないという。

 医院管理局によると、1日の衝突に伴う負傷者は2日朝時点で104人。男子生徒は重体ではなくなったが、その他にまだ2人が重体だという。この2人が負傷した経緯は明らかになっていない。

朝日新聞社

最終更新:10/2(水) 12:45
朝日新聞デジタル

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい