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「左ハンドル」の外車なぜ減った? いまやほぼ右ハンドル 「左がいい」の声も

2019/10/2(水) 16:01配信

乗りものニュース

左ハンドル車、いまやひと握り

「外車といえば左ハンドル」は、もはや過去のお話になりつつあります。2019年現在、左ハンドル車が激減しているのです。

【写真】トヨタ新型「スープラ」は右ハンドルなのに左ウインカー

 輸入車の業界団体であるJAIA(日本自動車輸入組合)によると、現在の輸入新車で左ハンドル車の割合は5%ほどだそうです。

 BMWの日本法人ビー・エム・ダブリューも、左ハンドル車はコアなファンがいる一部のスポーティモデルなど、格上のクルマでわずかに輸入している程度だといいます。メルセデス・ベンツ日本も、やはり「Sクラス」などの高級ラインや「AMG」などスポーティなモデルに左ハンドル車を設定しているものの、「Aクラス」などのエントリークラスでは、右ハンドル車のみとしているモデルも多いと話します。つまり、左ハンドル車を選択できないケースも増えているのです。

 左側通行である日本の国産車は、一部の作業用車両などを除きほぼ右ハンドル車です。これは同じ左側通行であるイギリスも同じで、車両どうしのすれ違い時や右折時など、運転のしやすさなどが関係しているといわれており、そして駐車場の精算機や料金所の窓口なども、日本では基本的にクルマの右側に設けられています。右側通行のドイツやアメリカで造られた左ハンドル車は、日本では何かと不便です。輸入車各社が右ハンドル車を増やしてきたことについては、JAIA、ビー・エム・ダブリュー、メルセデス・ベンツ日本とも「日本ならば右ハンドル車のほうがいいでしょう」と、市場動向を踏まえてのことだと口を揃えます。

 一方で、メルセデス・ベンツ日本は「左ハンドルをお好みのお客様も一定数いらっしゃいます」とも話します。

「『昔から『Sクラス』に乗っていて左ハンドルに慣れているから』というお客様のほか、特に『AMG』については、『左ハンドルのほうが本来の設計だから』とお考えになるお客様がいらっしゃいます」(メルセデス・ベンツ日本)

 セールス部門からのそうした声を受け、メルセデス・ベンツでは右ハンドル車が基本ではあるものの、一部車種で左ハンドル車も設定している状況だそうです。

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最終更新:2019/10/3(木) 15:58
乗りものニュース

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