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茨城国体・レスリング少年男子 曽我部(今治西高)3年連続V

10/2(水) 9:18配信

愛媛新聞ONLINE

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」第4日は1日、アダストリアみとアリーナなどで行われ、レスリングの少年男子グレコローマンスタイル65キロ級の曽我部京太郎(今治西高)が優勝し、愛媛勢の金メダル第1号に輝いた。
 曽我部は2017年愛媛国体で同55キロ級、18年福井国体で同60キロ級を制し、3年連続の頂点。

【着実にステップアップ 別格の戦い 目標はパリ五輪「金」】
 55、60、65キロと異なる階級で3年連続頂点に輝いた曽我部京太郎。勝利が決まった瞬間、ガッツポーズもなく「よし」とだけ控えめに声を張った。成し遂げた偉業の大きさに比べて、あまりにもわずかな感情の発露だった。
 準決勝まで1ポイントも奪われず、全て第1ピリオドでフォールかテクニカルフォール勝ち。格が違う。今大会の曽我部は、そう形容するしかないほどの強さを見せた。
 迎えた決勝戦。インターハイ準決勝で敗れた因縁の相手だったが、「あのときはフリースタイルでの対戦。得意のグレコローマンで負けるわけにはいかない」と集中力を高めてマットに上がった。
 「組んでから強い相手なので、まず良い形で組ませないようにした」と序盤は激しい組み手争い。互いに様子をうかがい合ったが、第2ピリオドに入って相手のスタミナが落ちたとみると、曽我部が一気に仕掛ける。胴タックルからのそり投げを成功させて5点を取り、そのまま流れを渡さずに9―0。決勝すらも完勝だった。
 昨年12月の全日本選手権では、先ごろ東京五輪代表が内定した文田健一郎をあと一歩まで追い詰め、全日本合宿に参加するなど国内トップへの階段を着実に上っている曽我部。「育ててくれた家族や先生、仲間に恩返しできた」と優勝を喜ぶ一方で、「2024年のパリ五輪で金を取るためにはここで負けてはいられなかった」と言い切り、「国体3連覇」を上回る目標に向かう。

愛媛新聞社

最終更新:10/2(水) 13:00
愛媛新聞ONLINE

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