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デルタ航空、成田撤退でハブ空港機能はソウルや上海へ、羽田は日米間の双方向路線として強化

10/3(木) 13:30配信

トラベルボイス

デルタ航空の国際事業部門社長兼グローバルセールス執行副社長スティーブ・シアー氏が来日し、記者会見で同航空の日本戦略について説明した。デルタ航空は、来年3月28日の夏期ダイヤから羽田空港から7都市に就航。40年近くにわたって運航してきた成田空港からは撤退する。

シアー氏は羽田空港について、「都心に近く、我々の顧客に好まれている空港」と話し、その優位性を強調した。1日7便は羽田空港に就航する米国キャリアとしては最大。シアー氏は、就航する米国7都市(デトロイト、ミネアポリス、アトランタ、ロサンゼルス、シアトル、ポートランド、ホノルル)への直行便だけでなく、米国内外約290以上の都市にネットワークを広げていることから、「乗り継ぎ需要も重視していく」との姿勢を示した。

デルタ航空は来春、現在の成田/シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルル線を羽田にシフト。来年4月には成田/マニラ線も運休し、成田から完全に撤退する。ただ、シアー氏によると、成田での予約センター、機材整備機能、貨物便の運航は継続するという。

デルタ航空は同じスカイチームである大韓航空と太平洋路線でジョイントベンチャー(共同事業)を形成。仁川国際空港では昨年2月にオープンした第2ターミナルに移動し、内際乗り継ぎの利便性を高めている。また、中国東方航空とも提携を拡大し、上海国際空港をハブとしたネットワークを強化しているところ。そのなかで、日本にアライアンスパートナーを持たないデルタ航空としては、日本にハブ機能を持つのではなく、「日米間の双方向路線として羽田に集中していく」(シアー氏)。

同航空によると、2019年8月時点で東京線の座席数は1日片道あたり約1900席で、仁川や上海よりも多く、太平洋路線では最大だという。

また、シアー氏はデルタ航空がワンワールドのLATAM航空の株式20%を取得したことについても触れ、「LATAM航空は中南米の最大手。パートナーを組むことで、南北アメリカ市場で補完的な関係を構築できる」とコメント。LATAM航空はワンワールド脱退を明らかにしているが、スカイチームへの移籍についはまだ態度を明確にしていない。シアー氏は「デルタ航空としては、今年20周年を迎えたスカイチームの一員として引き続き顧客エクスペリエンス向上に努めていく」として、加盟航空会社とのパートナシップを引き続き強化していく考えを示した。

トラベルボイス編集部

最終更新:10/3(木) 13:30
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