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新型「86/BRZ」の開発をあえて公表? トヨタ・スバル新たな提携の真相とは

10/3(木) 15:45配信

くるまのニュース

トヨタとスバルの長期提携で新型「86/BRZ」はどうなる?

 トヨタとスバルは、両社の長期的提携関係のさらなる発展・強化を目指し、2019年9月27日に新たな業務資本提携に合意したと発表しました。

次期「86/BRZ」はどうなる? 気になる違いを現行モデルで比較(39枚)

 自動車業界に大きな変化が訪れているなか、両社は「絆を更に強め、力合わせる必要がある」と考え、新たな業務資本提携に合意しましたが、どのような変化があるのでしょうか。

 2005年にトヨタとスバルが業務提携を結んでから、スバル米国工場(SIA)でのトヨタ「カムリ」受託生産(2016年5月まで)やトヨタからスバルへの車両供給(デックス/トレジア/ジャスティなど)、さらに「86/BRZ」の共同開発と協業に取り組んできています。

 資本提携の内容は、トヨタがスバルの決議権比率20%に達する株式数を取得したことで、スバルはトヨタの関連会社となります。

 そのなかでも、注目されるのが「トヨタ86/スバルBRZ 次期モデル共同開発」です。

 現行モデルは2012年に登場。車両企画/デザインはトヨタが担当、開発/生産はスバルが担当と、両社が持つ技術と情熱を惜しみなく注ぎFRレイアウトを採用したライトウェイトスポーツカーです。

 数値よりも官能性、速さよりも気持ちよさを追求し、基本性能を徹底的に鍛え上げた86/BRZは、日本はもちろん世界でも受け入れられました。

 また、「スポーツカーは育てていく必要がある」という考えから、毎年進化・熟成がおこなわれてきましたが、登場から7年が経過していたこともあり、次期モデルの噂も出ているタイミングでした。

 巷では「トヨタとスバルの仲が悪い」という噂話が生まれ、「次期モデルは存在しない?」、「次期モデルは各々で開発」という情報が流れたこともありましたが、今回の発表でホッとした人も多いでしょう。

 次期モデルの検討は2016年から2017年頃から水面下でスタートしていたといいます。では、次期モデルはどのようなモデルになるのでしょうか。

 プラットフォームは現行モデルを踏襲するようですが、サスペンション周りは一新されるようです。ある関係者は「現行モデルにSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)のアイテムを組み合わせたテストカーに乗ったら、コーナリング性能の高さに驚いた」と語っています。

 パワートレインは、年々厳しくなる環境対応と性能を両立させるために、現行モデルとは違うユニットになる可能性が高いです。

 予想としては、北米向けSUV「アセント」に搭載される2.4リッター自然吸気エンジンか、スバルの次世代ダウンサイジングターボシリーズのひとつといわれる1.8リッターターボエンジンなのかもしれません。

 スバルの関係者は「プロジェクトはスタートしたばかりですが、じつはそこに関してはあまり心配していません。BRZはFR駆動でもシッカリスバルの味になっていました。ただ、いままでよりも両社の血が色濃く混ざるので、より面白い物に仕上がるのではないかと思っています」と語っています。

 現行モデルの開発秘話では、最後の最後に86/BRZで走りの味付けを分けたことが話題となりましたが、次期モデルは、「トヨタ・スープラ/BMW・Z4」の開発で培ったノウハウや知見を応用することで、その差はより大きくなるのではないかと予想しています。

 86にはよりトヨタらしさを、BRZにはよりスバルらしさが盛り込まれていることを期待したいところです。

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最終更新:10/4(金) 13:43
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