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「ドラゴンボール 大魔王復活」はなぜ『ドラゴンボール』のゲーム化として最高だったのか

10/6(日) 11:23配信

ねとらぼ

 皆さん、「キャラゲー」って好きですか?

 今さら言うまでもなく、キャラゲーというのは「漫画やアニメ、小説などを原作にしたゲーム」のことです。当然人気がある原作ほどキャラゲーにされる頻度は高いので、多くのキャラゲーは一定以上の人気が出ます。ファミコンにもスーファミにもメガドライブにもPCエンジンにもそれ以降のハードにも、たくさんのキャラゲーが存在します。「おそ松くん バック・トゥ・ザ・ミーの出っ歯の巻」とか。「ツヨシしっかりしなさい 対戦ぱずるだま」とか。懐かしいですよね。

【画像:バトルパートの演出も斬新だった】

 8ビット時代、漫画やアニメ原作をゲームにする際には、いくつかのパターンがありました。

 一番多いのは、「取りあえずアクションゲームにしてしまう」というものでした。これは一つの王道のようなものでして、アクションキャラゲーには名作もあれば、やや首をひねってしまうようなタイトルもあります。無印の「ドラえもん」とか、「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境」とか、「ビックリマンワールド」とか、「忍者ハットリくん」とか、「わんぱくダック夢冒険」とか、アクションキャラゲーって古今東西山ほどありますよね。

 このあたりは、基本的には「それまであったアクションゲームのキャラクターを、原作のキャラクターに置き換える」という発想で作られたものが多かったように思います。「ビックリマンワールド」なんかはほぼそのまま「ワンダーボーイ モンスターランド」の移植なんで逆にちょっと特殊ですが、やはり下敷きがあった方がゲームも作りやすい、というのは確かだったのでしょう。

 もう一つよくあるパターンとして、「アドベンチャーゲームに仕上げる」というソリューションもありました。これは、止め絵を自然に使えるアドベンチャーゲームの仕様上、原作の雰囲気を再現しやすいという強みがあった一方、「シナリオの出来がゲームの出来に直結する」というリスクもありました。皆さん良かったら今度、ファミコンの「めぞん一刻」と「美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負」を遊び比べてみてください。「めぞん一刻」、今ゲーム化したらこの画像どう考えてもアウトだろ、みたいな画像もゲーム内に出てきて味わい深いです。

 他、例えば「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」や「悪魔くん 魔界の罠」のような「RPGにする」という選択肢もあれば、「ガルフォース」や「超時空要塞マクロス」のようにシューティングにする選択肢、「SDガンダムワールド ガチャポン戦士」や「銀河英雄伝説」のようにシミュレーションにする選択肢あたりが代表的なところでしょうか。

 「キャラゲーにはクソゲーが多い」などという人がいますが、どちらかというと「原作人気がある分注目度が高く、あまり出来が良くないタイトルでもたくさん売れてしまったため、印象に残っている人が多い」という要因の方が強いように思います。原作と同時並行で作らなくてはならないキャラゲーの中には旬が短いものもあり、中には十分な期間をとって開発できなかったのかなーと思わせられるタイトルも確かに存在しましたが、それでも良作もあれば名作もありまして、私にはいくつも思い出のキャラゲーがあります。

 例えばバンダイの「SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記」。ハドソンの「ドラえもん」。テクモの「キャプテン翼」。カプコンの「天地を喰らう」。コナミの「火の鳥」。

 いろいろありましたよね。皆さんの思い出に残っているキャラゲーは何でしょうか?

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最終更新:10/7(月) 3:37
ねとらぼ

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