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最年少キャスト・清水らら、座長の工藤遥は「とても親切で優しい人」と尊敬の眼差しを送る 舞台『魔法使いの嫁』が幕開け

10/6(日) 9:00配信

デビュー

 ヤマザキコレによるファンタジー漫画を原作とした、舞台『魔法使いの嫁』が5日、東京・あうるすぽっとにて開幕。初日公演に先立ち、公開ゲネプロが行われ、主演の工藤遥らキャストが意気込みを語った。

【写真】工藤遥演じるチセと清水らら演じるステラ

 物語の主人公は、生まれ持った特別な能力以外には、帰る場所も、生きる理由も、その術も何も持ち合わせていない15歳の少女・羽鳥チセ。そんなチセを「弟子」として、そして将来の「花嫁」として迎え入れたのは、ヒトならざる異形の魔法使いだった……とう異類婚姻幻想譚。舞台の脚本・演出は、自らも劇団を主宰し、アニメ『魔法使いの嫁』で脚本を担当した高羽彩が手がける。

 囲み取材には、主演の工藤をはじめ、神農直隆、西井幸人、小松準弥、広川碧、佐倉花怜、清水らら/結城洋平、ウィリアム良太ザッキーが出席。座長を務める工藤は、「今ここにいるメンバーだけではなく、たくさんのキャスト・スタッフでこの作品を作り上げておりますので、そんな想いが観に来てくださる方に届けばいいなと思います」と挨拶。

 また、自身の弟が原作のファンだそうで、「『くれぐれも原作の質を落とすマネはしないように』というちょっと厳しい一言をもらいました」と明かしつつ、「"まほよめ"という作品は熱烈なファンの皆様がたくさんいらっしゃるんだなということを感じたので、プレッシャーを感じながらも責任を持ってチセを演じていきたいと思います」と意気込む。
 
 異形の魔法使い「エリアス・エインズワース」を演じる神農は、舞台本編同様、原作のキャラクターがそのまま飛び出してきたようなクオリティ高いヘッドギアを装着したまま登場。何度も試作&フィッティングし、試行錯誤の上に出来上がったものだという。「僕の顔に当たらないようなカーブを描いてくださったり、付け心地は良いです」と語り、「精神的に引きこもっている感じというか、中がコックピットみたいな感じなんです」と感想を述べた。

 また今回のカンパニーについて、「キャストスタッフ、みんなで"全員野球"で一丸となって作り上げてきた」と述べ、「楽日まで本当にいい作品ができるよう、突き詰めていきたい」とコメント。それに対し、ウィリアム良太ザッキーも「今回のテーマは"全員野球"。個人的には満塁ホームランを何本も打てるようなチームが仕上がったと思いますので、楽しみにしてもらいたいです」と自信をのぞかせた。

 カルタフィス/ヨセフを演じる西井は、役柄と自身の共通点を聞かれ、「ヨセフは自分自身が今どういう状況なのか、どうなっているのかっていうのがわからなくなっているんです。僕もこの稽古をしながら、自分自身が何なのかときどきわからなくなることがあって、すごくきつかった」と明かし、「でも、それもまたこの役をやっていく上での責任だったりするんだろうなと思っているので、千秋楽まで突き詰めて、迷いながら、そして病みながらやっていきたいと思います」と決意を新たにする。

 ルツ役を演じる小松は、演劇ならではの手法で「犬」と「人間」を表現。「とてもインパクトのある姿だと思うのですが、本来の姿である犬の姿と人型ののルツが同居しているという表現をあのような形でやっています」と述べ、「"あ、ルツがいたな"とどれだけ思ってもらえるかが勝負だと思っているので、いい兄ちゃんとしてチセを最後まで愛して、寄り添っていきたいと思います」と語った。

 本作で座長を務める工藤に対し、初共演となる西井は「ビジュアル撮影のときに、"あれ、 何回か会ったことあったかな?"って思うくらいフランクな感じだったし、稽古初日から親戚なんじゃないかっていうくらいの勢いだったので、すごくやりやすかった」と話すと、キャスト最年少のステラ・バークレム役の清水も「工藤さんはすごく親切で、袖から出るタイミングを教えてくれたり、セリフをちょっと間違ったときもフォローしてくださったりして。そういう優しさを尊敬します」と明かす。すると、工藤は「私なんかよりも大先輩がいっぱいいらっしゃいますから、私がやれていることは少ないです」と照れつつ、「チセとステラは距離が近い役ですし、我々は唯一の10代同士なので、仲良くやっています」とニッコリ。

 最後に、工藤は「”まほよめ”ファンのみなさま、そしてこれをきっかけに”まよほめ”という作品に触れる方、これをきっかけに舞台に触れる方など、様々な方にこの作品を楽しんでいただきたいです。そして、各々の世界に引き込まれて、素敵な魔法にかかっていただけたら嬉しいなと思います」と本作への想いを語る。さらに、神農が低音ボイスで「毎日みんなでエンジョイ!っていう感じで…」と話始めると、工藤はすかさず「そんなキャラでしたっけ?(笑)」とツッコミ笑いを誘い、改めて神農は「みんなで楽しめることが一番だと思うので、楽しめるよう、毎日一生懸命やっていきたいと思います」と宣言した。

 舞台『魔法使いの嫁』は、10月5日(土)~14日(月・祝)まで、東京・あうるすぽっとにて上演。10月13日(日)の公演がdTVにて独占生配信される。

 なお、オーディションサイト『デビュー』では、本作が本格的な舞台デビューとなる清水ららのインタビューを掲載中。本番への意気込みや演じるキャラクターについてなどを語っている。

(C)2019 ヤマザキコレ/マッグガーデン・舞台「魔法使いの嫁」製作委員会

最終更新:10/6(日) 9:00
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