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久保建英、10代で学べた一番大きな収穫とは? 覚醒の理由と成長の源泉

10/7(月) 12:10配信

REAL SPORTS

史上2番目の若さでの日本代表初招集、世界が驚いたレアル・マドリードへの移籍、そして、初めて挑むFIFAワールドカップ・アジア予選の長く険しい道のり。

2019年の久保建英は周囲の予想をはるかに上回るスピードで進化を遂げ、活躍の場を世界に広げてきた。これほどの覚醒の理由、成長の源泉はどこにあるのだろうか? 久保が口にしてきた数々の「言葉」をひも解くことで、その答えは見えてくる――。


(本記事は、9月8日に『REAL SPORTS』で掲載された記事に一部、加筆・修正を行って掲載しています)

日本代表初招集からの濃密な3カ月を問われ……

階段を駆け上がったという言葉に、久保建英は敏感に反応した。日本代表に初めて招集された今年6月から、3度目のそれとなる9月シリーズまでの濃密な3カ月間をメディアから問われた直後だった。

「階段を駆け上がったというよりは、目まぐるしく環境が変わったと言った方が正しいと思うんですけど。そのなかで代表を含めたいろいろなチームで、トップレベルの選手たちとサッカーができているのは、自分にとってすごくいいことだと思う。学べるものがたくさんあるので、環境が変わっている、ということを逆にプラスに捉えていければいいかなと考えています」

ひとめぼれスタジアム宮城で行われた、6月9日のエルサルバドル代表戦の後半途中から出場。歴代で2番目の若さとなる18歳5日でフル代表デビューを果たした直後に、FC東京から世界一のビッグクラブ、レアル・マドリードへ電撃移籍。日本だけでなく世界中を驚かせた。

ブラジルで開催されたコパ・アメリカ2019では、東京オリンピック世代を中心に編成された森保ジャパンで攻撃陣をけん引。息つく間もなく新天地へ合流し、プレシーズンはビッグネームたちが集うトップチームに帯同。バイエルン・ミュンヘンなどと対戦した、プレシーズンマッチ4試合でピッチに立った。

評価が上昇するとともに、Bチームのレアル・マドリード・カスティージャ(3部リーグ所属)で育てる当初のプランよりも、他のクラブへ期限付き移籍させてラ・リーガ1部に適応させた方がいい、という考え方が台頭。開幕直後に昇格組のマジョルカの一員となり、日本時間2日未明にデビューを果たした。

そして、3日早朝には成田空港へ帰国。茨城県鹿嶋市内で行われていた日本代表合宿に初日から1日遅れで合流して、パラグアイ代表とカシマサッカースタジアムで対峙した5日のキリンチャレンジカップに備える。メディアからは「大変には感じないですか」という問いも投げかけられた。

「サッカーが好きでやっているので、全然大変じゃないですね」

久保の答えを聞いたときに、ある瞬間がフラッシュバックした。

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最終更新:10/7(月) 14:14
REAL SPORTS

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