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コスモスが生育不良 恒例の「まつり」中止に 20万円で購入の「黄花」全滅/兵庫・丹波市

10/7(月) 10:00配信

丹波新聞

 毎年、数百万本のコスモスが咲き乱れ、多くの人でにぎわう兵庫県丹波市氷上町清住地区。ただ今年は、は種遅れと発芽不良により花の生育が悪く、例年のにぎわいが一変。6日に予定していた恒例の「コスモスまつり」も中止になるなど、関係者は肩を落としている。

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 「まつり」は、同地区の清住村おこし実行委員会が主催。今年は約6ヘクタールに栽培し、緑色の雑草の中に白やピンク、紫の花が咲いている。例年通り咲いているほ場もポツポツある。

 勤め人が多い実行委員が集まれるのは週末。作業を予定していた7月の日曜に雨が続き、は種が8月4日にずれ込んだ。ほ場に水分が多い悪条件の中、は種したものの、種が腐り発芽率が低下。発芽後は水を欲しがるが、盆前まで雨が全く降らず、生育不良に拍車がかかり、雑草に負けてしまった。

 「センセーション」など一般的な種は、前年に自家採取したものをまいたが、約20万円で種を購入した「黄花」などの目玉品種は全滅だったという。

 例年9月下旬には立てるのぼりや看板も、生育不良の今年は10月5日に立てた。6日は例年通りの花を期待して訪れる人が多いと予想し、イベントは催さなかったが、交通整理などに実行委員は出務。通常300円の入園料は値下げした。昨年のように台風の接近で祭りを中止することはあるが、生育不良による中止はネキリムシが大量発生した2011年以来。

 寶子初男副実行委員長は、「は種が遅かったので、時期が遅いほど花の数は増えると思うが、発芽していない所はどうしようもない。全体としては寂しいが、花がある所もあるので、そこを楽しんでもらえれば」と話していた。

最終更新:10/7(月) 10:00
丹波新聞

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