ここから本文です

大人のミニバンは実直なのがいい。フォルクスワーゲン・シャランTDI Highlineに試乗!

10/7(月) 7:01配信

LEON.JP

クルマはライフスタイルを拡張してくれる道具だ。そんな当たり前のことを、実直に上質に仕上げたクルマは改めて教えてくれる。今回はフォルクスワーゲンのシャランにフォーカスする。

本質的な上質を追求したミニバン

高級車というと、大きなセダンや高性能クーペというのが、通り相場かもしれない。でも上質という点からすると、ミニバンもなかなか魅力がある。

上質というのは、生活の送り方のこと。ゴルフや最近また流行りの感のあるキャンプ、さらにマリンスポーツやスノースポーツなど、さまざまな楽しみを持つライフスタイルはいいものだ。

それにぴったり合うのは、積載量の大きさなど、機能性の高いミニバンなのだ。ここで紹介するのは、2019年10月発売のフォルクスワーゲン・シャランTDI Highline(ハイライン)だ。

これまで日本では1.4リッターガソリンモデルが導入されていたが、全長4855ミリもある車体なので、正直いって走りは今ひとつ。もったいないなあと思っていたところに、今回の2リッターターボディーゼルの追加という朗報である。

いっておくと、そう派手なクルマではない。クロームパーツの使用量は抑えられているし、車体色もダークな無彩色系が多いし、シート表皮の色もダーク系。ひとことでいって、目立つために乗るクルマではない。

なのにあえて、これいいのでは、と推したいのは、クオリティの高さゆえだ。かゆいところに手が届く装備の面では、日本車に軍配が上がる。でもドアの建て付け、シートの作り、さらに各部の作動など、じつにかっちりしている。

操舵感覚は軽薄さがなく、ステアリングホイールの適度な重さもいいし、切ったときの車体の動きも、ミニバンとは思えないほど反応がよい。ごく低回転域でもしっかり力を出すディーゼルエンジンの恩恵もあり、ふつうの速度で気分よく走れるのだ。

1968ccの排気量を持つターボディーゼルユニットは、130kW(177ps)の最高出力と、380Nmの最大トルクを発揮する。これに6段ツインクラッチ(2ペダル)変速機が組み合わされ、駆動方式は前輪駆動である。

いま日本におけるフォルクスワーゲン車のディーゼル比率は5割と高く、モデルによっては7割を超えるという。おもしろいのは、ひとことでディーゼルといってもメーカーによって個性があることで、フォルクスワーゲン・シャランの場合は、この車体によく合っているところが魅力だ。

1/2ページ

最終更新:10/7(月) 7:01
LEON.JP

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事