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福岡第一「ピストル打線」がV 福岡工大城東との打撃戦制す/秋季高校野球福岡大会

10/7(月) 11:46配信

西日本スポーツ

 高校野球の秋季福岡大会の決勝が6日、北九州市民球場で行われ、福岡第一が福岡工大城東との打撃戦を制し、13-7で優勝した。

【写真】福岡第一に敗れて準優勝の福岡工大城東

 1999年に福岡北部と南部の上位校が対戦する現制度になってから初優勝となる。福岡工大城東は相手を上回る15安打を放ちながら6回以降は追加点が奪えなかった。両校は来春の選抜大会の重要資料となる秋季九州大会(19日開幕、佐賀)に出場する。福岡第一は2004年秋以来5度目、福岡工大城東は15年春以来20度目。3位決定戦は八幡南が宗像を8-1の7回コールドで破った。

■5回に再逆転

 両チーム合わせて28安打、20得点の激しい打ち合いを制し、福岡第一が令和最初の福岡チャンピオンになった。「今日は打撃戦やで、と選手に言っていた。点を取ってすぐに取られたけど、入りも良かったし打撃は合格点だった」と同校の監督に復帰して4年目で頂点をつかんだ平松正宏監督は表情を緩めた。

 初回に5点を先制したが主導権を握れなかった。その裏4点を返され、2回に逆転を許す。「みんなでまだまだ点を取るぞと言っていた。全然落ち込まなかった」と樗木(ちしゃき)翔馬主将(2年)。5回に4安打で4点を奪って再逆転すると、7回の追加点で勝利を決定づけた。投げては左腕の久場香徳(2年)が準決勝に続く好救援。2回2死から2番手で登板し、7回1/3を1失点に抑えた。

 平松監督は今年の打線を「ピストル打線」と呼ぶ。「長打を打てる選手もいないし、大振りせずにつないでいこうと言ってきた」。1年から試合を経験している4番岸本暖(2年)らを中心に、しぶとくつなぐ打線で準々決勝の九州国際大付戦は延長14回のタイブレークを制し、準決勝の宗像は4点差を逆転。そして決勝もリードを許しながら再逆転で勝利を決めた粘りには自信がある。

 前回出場した15年前の九州大会は選抜大会で準優勝した野上亮磨(巨人)を擁する神村学園(鹿児島)に初戦で敗れた。「九州大会でも今までどおり、みんなでつないで全力プレーをしたい」。樗木主将が目指すのは、もちろん、1988年夏に準優勝して以来遠ざかっている甲子園だ。 (前田泰子)

■15安打も守備課題 福岡工大城東

 福岡工大城東は一時は逆転したものの、後半に突き放された。初回に5点を許したが、すぐに取り返して2回に逆転。「5点取られてもすぐに4点を取り返せたのはたいしたもの。そこは褒めたい」と山本監督。15安打を放った攻撃は合格点だったが、守備では4失策がすべて失点に絡んだ。山本監督は「課題はディフェンス。九州大会まで2週間あるので課題をクリアしていきたい」と守備の強化を目指す。

西日本スポーツ

最終更新:10/7(月) 11:51
西日本スポーツ

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