ここから本文です

日本は何位? スイスが海外駐在員から「住みたい・働きたい国」第1位に選ばれた理由 <HSBCレポート>

10/7(月) 20:35配信

LIMO

スイスが調査開始以来初の第1位を獲得

HSBCが毎年実施している海外駐在員調査(今年で第12回目)では、4年連続1位を維持してきたシンガポールに代わり、スイスが住みたい国・働きたい国の第1位に選ばれました。昨年の第8位から大きく順位を上げ、調査開始以来初となる第1位を獲得した要因として、生活の質、給与水準が高いことに加え、魅力的な環境も挙げられています。

「住みたい国・働きたい国総合ランキング」ベスト10を見る

スイスに暮らす駐在員の82%が、自国と比べて生活の質が向上したと回答しました。同じく70%が自国より環境が清潔で快適であると答え、世界平均の33%を上回る42%の駐在員が、より身体的に健康的な生活を送ることができていると述べています。

また金融、経済面での強みもランキングに寄与しました。10人中7人(71%)で可処分所得が増加し、スイス駐在時の平均給与は世界平均の7万5,966米ドル(約800万円※)を上回る11万1,587米ドル(約1200万円※)と、高い水準を維持しています。主要都市であるチューリッヒは世界有数の金融の中心地として知られており、若い駐在員の5人に1人(19%)が金融サービス業に従事しています。

※2019年9月末時点

スイスの政治経済を取り巻く環境が安定していることもプラス要因として注目されました。駐在員のおよそ半数が自国の経済、政治の情勢に懸念がある、または見通しが不透明であると回答している一方、スイスの国家としての中立性に安心感を抱く人は多数に上りました。

また、スイスの経済的安定性に満足している人は80%、政治的安定性に満足している人は86%と非常に高い満足度を示していることがわかりました。

HSBC海外駐在員調査 統括責任者のジョン・ゴダードは、スイスの結果について次のように述べています。

「今年、スイスは優れたスコアを収め、初めて1位にランキングされました。海外駐在先を選ぶ決め手となる要因が一様でないことは、国際的に事業を展開している大手金融機関としての経験からよく認識していますが、その中でスイスは高所得を狙うキャリア志向の層にも、そして生活の質を向上させたい層にも非常に魅力的な駐在先であることが分かりました。最高の自然環境と安全な社会とともにキャリアアップの機会にも恵まれた駐在先といえるでしょう」。

1/2ページ

最終更新:10/7(月) 21:15
LIMO

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ