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日本でも普及は可能? 欧州で電動キックボード各社に乗ってわかった利便性と料金

10/8(火) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

電動キックボード(キックスクーター)を使ったライドシェア型のパーソナルモビリティサービスが、欧米で席巻している。日本でも1年前に電動キックボードの「Luup(ループ)」が創業し、また、「Lime(ライム)」や「Bird(バード)」といった海外大手が日本に進出し、自治体と組んで実証実験を始めている。まさに、サービス化を模索している状況だ。

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一方で、日本での電動キックボードの公道使用には、さまざまな交通法規がからみサービスインは容易ではない。欧米の事例のように自由な利用形態にこぎつけるには、まだ何層もの高いハードルがある。

ただ、これだけ話題になっているシェアモビリティサービスなので、一度サービスを利用してみたいと思い、9月の夏休みに欧州旅行したついでに体験してきた。

欧州の主要都市では電動キックボードのシェアサービスが多数

今回、電動キックボードを利用した都市はドイツ・フランクフルトとフランス・パリ。ヨーロッパの都市部では既に、複数の電動キックボードのシェアサービスが広まっている。

フランクフルトでは米「Lime」と独「CIRC」を利用してみた。パリでは「Lime」米「Bird」そして電動ライドシェア大手のUberが展開する「JUMP」にも乗った。

利用登録は非常に簡単。スマートフォンにアプリを入れて、ユーザー登録をする。携帯電話番号とクレジットカードの情報を入れたらすぐ利用可能に。電話番号は今回、現地のSIMカードを購入して使用したが、日本の番号でも登録可能だ。

どのサービスも料金体系は総じて、鍵解除料が1EURO(ユーロ)、加えて使用時間で加算されていく仕組みだ。

フランクフルトでもパリでも中心部ではそこら中に、電動キックボードや、アプリ型のシェアサイクリングサービス用の自転車が大量に停められていた。使用できないエリアについては、アプリ上のマップで示されている。

さっそく、宿泊先のホテルまでLimeに乗ってみた。電動キックボードに乗るのは初めてで、簡単に乗れるのかやや不安だったが、あっさり乗りこなせた。思いのほかにスピードが出る。時速20km近くは出ているようだった。

疾走感がなかなか気持ち良い反面、確かに乗り方や運転マナーに気をつけなければ、人への接触や自損事故などが発生しそうな危なさはある。特にキックボードに足を乗せて、ハンドルのアクセルをかけた時の加速の速さは、こういった乗り物に慣れない人だと慌ててしまうかもしれない。

ヨーロッパの都市中心部の道路には自転車専用道路が備わっている。パリの電動キックボード利用者は主にそこを通っていた。ただ、歴史ある都市だけあって、石畳の道路も結構あり、その上を通る時は振動が強かった。

ちなみに、パリでは中国のシェアサイクルサービス「Mobike」も進出している。記者自身、アカウントを元々持っていたので利用したが、日本や中国でのアカウントがそのまま利用できて便利だった。利用している人を何度か見かけたが、恐らく中国系と思われる若者だけだった。

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最終更新:10/9(水) 1:01
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