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女子プロテストの狭き門 3部ツアーの必要性は?

10/8(火) 19:15配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

そこで、日本も3部ツアーを立ち上げるべきと主張するのは、プロとともに多くのジュニアゴルファーを指導するプロコーチの井上透氏だ。「海外転戦をするようなお金を持っている子はそう多くありません。このままだと、磨けば光る選手が研鑽の場のないまま競技人生を終えてしまいます。人気がある今だからこそ、3部ツアーは設立可能だと思います。国内ツアーの強化を考えれば、これが一番効果的だと思いますね」。底辺を広げれば、そのぶん頂上も高くなる。国内ツアーが盛り上がっているいまだからこそ、打てる手もあるのでは?という意見だ。

だが、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は、「いまは(2部の)ステップアップツアーを3日間にしたりして力を入れているので、3部ツアーを導入してもステップと差が付き過ぎる。いまのところ、(3部ツアー設立は)考えていないです」と消極的だ。

結局は、いまある選択肢の中から、それぞれが自分の道を見つけてはい上がっていくしかない。国内プロテストは実技免除だったものの、元世界ランク1位の宮里藍は米ツアーQT突破の経験をもとにこう助言する。

「誰もが必ず通る最初のステップ、一番重圧を感じるのがプロテスト。それは、あまりネガティブにとらえてほしくないというか、長い目で見て、人生における最初のチャレンジと前向きにとらえてほしい。1回目でうまくいかなかったとしても、結果、チャレンジすることは変わらない。トップアマでも、プロ資格を持っていないツアープロでも、みんなが平等に通る道だと考えると、それぞれが乗り越えなきゃいけないこと。本当にシンプルに頑張れっていう感じですね」

通っても、通らなくても、諦めなければ挑戦がそこで終わるわけではない。国内女子ツアーのプロテストはいま、第2次予選が進行中だ。(編集本部・今岡涼太)

今岡涼太

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