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世界60都市デモ開始、英国で数百人逮捕 気候危機訴え

10/8(火) 5:58配信

朝日新聞デジタル

 気候危機への対応を各国政府に求める市民運動「エクスティンクション・リベリオン」(略称:XR、訳:絶滅への反抗)の世界一斉デモが7日、始まった。今後約2週間に、東京を含む世界約60都市でデモが予定されている。XRの発祥地ロンドンでは、英議会や首相官邸が集まる中心部の10カ所以上で座り込みなどがあり、ロンドン警視庁によると、同日夜までに280人を逮捕した。

【写真】ロンドン中心部につながるランベス橋の上に座り込み、政府の気候危機対応に抗議する人たち=7日、下司佳代子撮影

 XRは体を張った道路封鎖などの非暴力の妨害行為をして、逮捕されることを戦略の柱にしている。世間の注目を集め、真剣さを伝える狙いだ。4月にロンドンで行った大規模デモでは、約10日間で1千人以上の参加者が逮捕された。

 今回のロンドンのXRデモでは、参加者が7日朝から中心部ウェストミンスター地区につながる複数の橋の上のほか、英議会や首相官邸前の道路でも寝転がったり座り込んだりした。「非常事態」「今じゃなければ、いつ?」などと書かれた横断幕を広げたり、木の苗を路上に置いたりする人に加え、ドラムをたたきながら歌う人や踊り出す人もおり、お祭り騒ぎのように盛り上がった。

 これに対し、取り締まりにあたった警察官たちは、庁舎の壁に貼られたポスターを撤去したり、参加者が路上にテントを張るのを防いだりして対抗した。

朝日新聞社

最終更新:10/8(火) 10:39
朝日新聞デジタル

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