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<清塚信也>音楽の可能性「見て感じて」 初の日本武道館単独公演WOWOWで放送

10/8(火) 20:47配信

まんたんウェブ

 ピアニストの清塚信也さんが8月に日本武道館(東京都千代田区)で行った単独公演の模様が、10月12日にWOWOWで放送される。邦人男性クラシックピアニスト史上初となる日本武道館単独公演で、放送を前にコンサートを振り返ったインタビューが公開された。

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 ――初の日本武道館公演を終えて、どんなお気持ちでしたか?

 不思議な感覚でしたね。「武道館だから」という重みももちろんあるんでしょうけども、こんなにも演出から何から、いろいろな人が携わってくれて、皆で作り上げるコンサートは普段はあまりないので。僕もチームプレーの中の一人にすぎず、「俺が成功させたんだ!」という思いはほぼなかったです。それが楽しかったし、幸せでした。

 ――コンサートはクラシックで幕開け、ドラマ「コウノドリ」などの劇伴音楽やロックも交え、ジャンルを超えて展開。セットリストは何を軸に組み立てられたのでしょうか?

 今まで僕を起用してくれたり目を掛けてくれたりした方々へのお礼、という思いが実はありました。ドラマや映画、コンサートなど、いろいろな形で作らせていただいた曲たちを武道館という場で演奏して、総集編という一つの形にしたかった。なるべく多くの、今までお世話になった方々へのお礼を言いたいな、と思っていたんです。

 ――幼い頃からクラシックの英才教育を受けて来られた中で、一見対極にあるようなロックへの思いはどのように育まれたのでしょうか?

 僕の母親も「ロックをあまり聴くな」と言うタイプで、クラシックしか聴かせてもらえず、その反動もあったのでしょうが……いいロックを聴いている時って、実は驚くほどクラシックと通ずるものがあるんですよね。逆にクラシックの作曲家も、もし300年命があって現在もまだ作曲していたら、ロックにたどり着いたんじゃないかな?という思いもあるし。ベートーベンの「月光」の第3楽章、「熱情」の第3楽章などを聴いていると、「ピアノじゃ足りない!」というような思いを感じるんですよ。また、僕にとって音楽というのは人とつながるためのもので、「ピアノが弾きたくてやっている」という感じでもなくて。ロックの人と人とをつなげる力には、クラシックにはないすごさがあるので、そこへの憧れというのもありますね。

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最終更新:10/8(火) 20:47
まんたんウェブ

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