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吉永小百合、亡き父を想う「父に観てもらえたらどんなに」

10/8(火) 20:48配信

シネマトゥデイ

 女優の吉永小百合と天海祐希が8日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日公開)の試写上映後にサプライズ登場した。「大切な誰かを誘って参加する」本試写会では、吉永と天海が参加者の「叶えたい願い」を叶えるサプライズ企画を実施。一人の女性が父に宛てた手紙を読み上げた吉永が、「もしこの映画が父に観てもらえたらどんなに良かったかと。ちょっぴりセンチメンタルな気持ちになってしまいました」と30年前に亡くなった父に思いを馳せた。

【写真】天海祐希、感極まり涙ぐむ…イベントの様子

 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した2007年の同名映画を原案にした本作は、余命宣告を受けた2人の女性が「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行しようとする人間ドラマ。試写会は、「大切な誰かを誘って参加すること」を条件に行われた。参加者は吉永、天海の登場を知らされておらず、2人が登場すると会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 試写会の参加者は、応募の際に「叶えたい願い」を記載することとなっており、その中から厳選された願いを吉永、天海が叶えるというサプライズ企画も実施された。選ばれた女性は、「家族を最優先で、何不自由なく育ててくれて。母を癌で亡くしてからも愛情を注いでくれた人です。感謝の気持ちから、父が大好きな吉永さんの映画に誘いました」とコメント。

 吉永が、その女性が父への感謝の気持ちをせつせつと綴った手紙を読み上げると「お母さんの分までお元気でいてください」と声をかけ、天海も「本当にいい娘さんですね。お父さんの涙が、わたしたちの涙を誘います」としんみり。

 イベントでは、最後のコメントを求められた天海は、「直に皆さまのお顔を拝見して。ちょっと安心したというか、とても幸せな気持ちになりました。この映画の思いが全国の皆さんに伝わるようになるといいなと思っています。ぜひ大切な人にありがとうという言葉を伝えてくださいね」と言い終えると、感極まり涙ぐむ一幕も。「ぜひ大切な人を抱きしめたり、握手したり。それは大事なことだと思います。わたしも映画の中ですが、小百合さんと最後の時間を過ごして。こんな素敵な関係、お友達がいたらいいなと思いながら演じていました」と大女優との共演を噛みしめた。

 そして吉永も「今。お嬢様からお父様へ宛てたお手紙を代読して、ちょうど30年前に他界した、自分の父親のことを思い出しました。もしこの映画が父に観てもらえたらどんなに良かったかと。ちょっぴりセンチメンタルな気持ちになってしまいました」としみじみとした表情を見せると、「でもそうやってお互いに支えあって、ご家族とか。友達とか、いろいろな形で皆さんがお元気で。前に向かって歩いてくださるように願っております。そして、この映画がそういう方たちに少しでも良かったなと思っていただけたら嬉しいです」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)

最終更新:10/8(火) 21:04
シネマトゥデイ

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