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テコンドー協会理事総辞職なし、金原会長「審議事項に当たらない」

10/8(火) 20:03配信

スポニチアネックス

 強化方針を巡り、強化選手らと対立している全日本テコンドー協会が8日、都内で理事会を行った。

【写真】暴力団追放運動に関する資料を手に話す全日本テコンドー協会の金原昇会長

理事会は終了予定時間を大幅にオーバーし、午後7時前には選手サイドに立って協会改革を訴えていた高橋美穂アスリート委員長が部屋から出てきたが、通路に倒れ込んだ。治療にあたったドクターによると「迷走神経反射」で、救急車で搬送された。

 金原昇会長の会見は、予定から2時間15分遅れでスタート。00年シドニー五輪女子67キロ級銅メダリストの岡本依子副会長と高橋美穂アスリート委員長は理事の総辞職を提案したが、金原会長は「強化を決めてしっかりやる時に辞めるのは無責任という意見が出た。この問題自体が審議事項に当たらない」と理事総辞職を一笑に付した。

 岡本副会長、高橋アスリート委員長は理事の辞任を申し入れた。金原会長によると「2人はこのような内容なら自信がなくなり、理事を降りたいという発言があった」と説明した上で、「引き続き岡本さんにしても高橋さんにしても話はしたい。あらためてもう一度、一緒にやりたいとお願いする」と話した。

 6月に一部選手が日本協会の指導体制などに関する「意見書」を提出したが、日本協会は期限までに回答せず。トップ選手の多くが9月の強化合宿参加を取りやめた。

 今月1日には強化方針策定に向けた協議会を開催したが、協会への不信感はぬぐえずに途中退席する選手が続出。男子80キロ級の江畑秀範(スチールエンジ)は、「選手はみんな協会への信頼はない。信じようというより、自分たちの力で頑張ろうと切り替えるしか、生き残る道はない」とコメントしていた。

最終更新:10/8(火) 22:31
スポニチアネックス

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