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【特集】琵琶湖に立つ大きな鳥居を水上バイクでくぐる人たち “インスタ映え“で後絶たず...神社も困惑

10/8(火) 15:48配信

MBSニュース

滋賀県・琵琶湖にそそり立つ大きな鳥居で有名な神社「白鬚神社」。その周辺で今頭を悩ます問題が「水上バイク」です。罰当たりにも水上バイクで鳥居をくぐる行為が後を絶ちません。

「水上バイクで鳥居をくぐる」神社の悩み

琵琶湖の中にそそり立つ大きな赤い鳥居。滋賀県高島市にある「白鬚神社」は、2000年前に建てられた県内で最も古い神社と言われています。鳥居から浜辺までは約60m。陸に建てられた本殿に神様が祀られています。最近は、この珍しい風景が『インスタ映え』するとして、若い参拝客も大勢訪れています。

 「(インスタ)映えますね。」(観光客)
 「インスタ映えで写真がすごくあげられていて、ちょっといいなと思って来ました。」(観光客)

ところが、参拝客が増える一方で神社の宮司が頭を悩ませているものが…

「『水上バイク』なんかでやってきて、鳥居の真ん中をくぐったりとか、その周りでぐるぐる回ったりと、いわゆるパフォーマンスをする。非常に危ない場所ですので、まして鳥居をくぐったりするのはやはり神社としては好ましい風景ではありません。」(白鬚神社 梅辻春樹宮司)

そこで取材班が様子を見ていると、1台の水上バイクが大きなを音を立てながら勢いよくやってきました。そして…神聖な場所である鳥居の下を堂々とくぐり抜けていきました。このような罰当たりな行為は2018年の夏から急激に増えてきたと言います。

水上バイクだけではなく、小型ボートや

SUPの集団も鳥居をくぐっていきます。

湖上からの“インスタ映え”狙いで集まる人たち

一体なぜ、水上バイクが鳥居に集まってくるのか。2019年8月に滋賀県が撮影した映像を確認すると、鳥居の周りにはたくさんの水上バイクが集まっています。映像をよく見てみると、バイクの上でポーズを決め写真を撮っています。やはり、水上バイクも「インスタ映え」を狙って鳥居に集まっているようです。

「(背景には)SNSの普及があるのかなと。インスタとかで『湖中大鳥居』がよく検索キーワードに上がっているので人気なのかなと。」(滋賀県琵琶湖レジャー対策係 大槻広太さん)

実際にインターネットで検索してみると、水上バイクにまたがって鳥居と写る写真がたくさん見つかりました。

白鬚神社の宮司は「神聖な場所を荒らす罰当たりな行為だ」と憤懣しています。

「鳥居からこちら(陸)側は境内ではないが神聖な区域ですので、なんとかそういうふうなことが少しでも減るといいなと。マナーを守って、(水上バイクなどに)乗ったまま鳥居をくぐることは絶対にしてほしくないと私は思います。」(白鬚神社 梅辻春樹宮司)

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最終更新:10/8(火) 15:48
MBSニュース

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