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三菱伸銅、鉛フリー快削黄銅で新製品。耐食性向上、水栓部品に提案

10/8(火) 6:05配信

鉄鋼新聞

 三菱伸銅(社長・堀和雅氏)は7日、鉛フリー快削黄銅合金・エコブラスシリーズにおいて耐食性を高めた新製品「エコブラスECO-CR」を発売したと発表した。従来製品に比べて化学的耐食性(耐コロージョン性)を高めた製品で、耐脱亜鉛黄銅と同等以上の耐食性を実現。欧州EN規格にも対応済みで、水栓メーカーなどへ広く提案していく。
 三菱伸銅は流水環境での機械的耐食性(耐エロージョン性)に優れたSn・ECOを15年に製品化していたが、水栓市場においてニーズが強まっていた化学的耐食性(耐コロージョン性)を高めた製品としてECO-CRを製品化した。ECO-CRは水回り用途などの耐食環境に対する信頼性が高く、耐脱亜鉛黄銅と同等以上の耐食性を有する。欧州標準化委員会のEN規格(CW724R=亜鉛21%、シリコン3%、鉛0・1%以下)にも対応したほか、大手水栓メーカーからの材料認定も取得した。
 三菱伸銅は今回の新製品のほか、水素脆化耐性の高い銅合金の特徴を生かして、耐摩耗性も兼ね備える高強度エコブラスの開発も推進中。耐水素用途の高圧バルブなどに使用可能な高強度エコブラスは、オーステナイト系ステンレス並みの高い強度を有するもので、部材の軽量化・省資源化が可能。被削性にも優れることからコストダウンが期待できるとしている。

最終更新:10/8(火) 6:05
鉄鋼新聞

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