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“応援”は誰のため? 年間300試合を取材する記者の考える「野球の応援の在り方」とは

10/8(火) 12:10配信

REAL SPORTS

“応援”が、野球観戦を彩る欠かすことのできない要素の一つであることには、誰も異論はないだろう。だがその応援が、“誰のために”、“何のために”、行われるものかと問われると、その立場によって意見が分かれるのではないだろうか。中日ドラゴンズの与田剛監督が応援歌の歌詞について意見を述べたことを発端に起こった自粛問題など、今年は野球の応援についてさまざまな議論が巻き起こった。

“応援”について議論をする上で、決して忘れてはいけない根幹となるべきものとは何か――?

今あらためてその在り方が問われている“応援”について、中学・高校・大学野球から社会人、プロ野球まで、年間300試合以上を取材する西尾典文さんに執筆いただいた。


(本記事は、7月22日に『REAL SPORTS』で掲載された記事に一部、加筆・修正を行って掲載しています)

応援について議論が巻き起こった2019年のプロ野球界

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【重要なお知らせ】

この度、当団体で使用している「サウスポー」について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間「サウスポー」の使用は自粛させて頂くこととなりました。

皆様には何卒ご理解、ご協力の程宜しくお願い致します。
(中日ドラゴンズ応援団 Twitterより)
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7月1日に中日ドラゴンズ応援団の公式アカウントによるツイートである。選手に対して『お前』というフレーズがあることが不適切であるという情報が流れると、SNSを中心に驚くほどの話題となった。

また、シーズン開幕前には著作権の問題から、東北楽天ゴールデンイーグルスが選手の応援歌を刷新すると発表したことで一部のファンから抗議の声が挙がっている。

ここまで応援について議論が巻き起こることは珍しいのではないだろうか。そこで今回は野球における各カテゴリーでの応援の特徴、問題点などを洗い出しながら、本来選手に対する応援がどのようなものであるべきなのかを考えてみたいと思う。

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最終更新:10/8(火) 15:33
REAL SPORTS

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