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地球規模の課題解決を果たせるか 「宇宙ごみ」除去の役割担う基地が完成 岐阜・各務原市

10/8(火) 11:20配信

中京テレビNEWS

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 岐阜県各務原市で10月3日、“地球を救う役割を担う”という期待が集まる施設が、公開されました。

「屋上にはご覧のような大きなアンテナがあります。直径3.7メートルもあるそうです」(神部直人 記者)

 岐阜県各務原市の「川崎重工 岐阜工場」。その屋上には、宇宙の衛星を自動追尾する機能も備えた、巨大なアンテナが。

「宇宙のごみを除去するためには非常に大きなステップと考えております」(航空宇宙システムカンパニー 久保田伸幸部長)

 今や地球規模の問題となっている「宇宙ごみ」。宇宙空間で切り離されたロケットの残骸や、使われなくなって放置された人工衛星などのことです。

 宇宙ごみはこの10年ほどで急速に増えていて、今では直径10センチ以上の宇宙ごみが、2万個以上も地球の軌道上にあるといわれています。また、人工衛星や宇宙飛行士に衝突する恐れが高まっているといい、大きな問題となっているのです。

 この施設で、一体どうやって宇宙ごみを掃除するのでしょうか?

 地球からの指令の心臓部分となるのが、管制室です。

「(パソコンのモニター)こちらに映しているものが、危険度の高いデブリ(宇宙ごみ)ですこちらのごみを今後除去する必要がある」(航空宇宙システムカンパニー 本多猛師課長)

 管制室は衛星から受信したデータを分析しながら、指示を出します。

 そして、宇宙空間で実際に宇宙ごみを除去するのが専用の衛星。こちらは2分の1の大きさの模型です。

 除去衛星がアームで宇宙ごみを捕獲、大気圏に落下させ、燃え尽きてなくす作戦です。

 まずは、来年度中に試験衛星を打ち上げる予定。

「宇宙環境が悪化すると今後、我々の生活に直接影響が及ぼす可能性が出てまいります。今のうちから宇宙ごみの除去を行っていきたい」(航空宇宙システムカンパニー 久保田部長)

 地球規模の問題を解消するため、5年後の実用化を目指して研究を重ねていくということです。

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最終更新:10/9(水) 10:59
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