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相続には一次相続と二次相続がある

10/8(火) 19:31配信

ファイナンシャルフィールド

「うちはお金がないから、相続税はかからないよ」とか「おやじの時にもかからなかったから、大丈夫」とか。相続に対しての認識が甘く、なかにはヒヤヒヤすることを言う方がいらっしゃいます。

準備をしておけば、せめて事前に相談する窓口を探しておけば、慌てて損することはなかったのに。そんな事例は山ほどあるのです。亡くなる方がいない家はありません。相続税対策はお済みでしょうか?

相続には一次相続と二次相続がある

相続税対策をする際に考えていただきたいのが「一次相続」の対策なのか、「二次相続」の対策なのか、これから行う相続はどちらかなのです。ここには、1億円を超える大きな壁があります。

【一次相続】
夫婦のうち、どちらかが先に亡くなった場合。相続人は、「配偶者」+「子・または親・兄弟姉妹・代襲相続」

【二次相続】
配偶者に先立たれ、夫婦のうち後に残った方が亡くなった場合。相続人は「子」または
「子・または親・兄弟姉妹・代襲相続」

上記のようになります。
なぜ、先に亡くなった場合と後から亡くなった場合に「1億を超える壁」があるのでしょうか? それは相続税の基礎控除に『配偶者の税額の減額』という特例があるからなのです。ここは、相続税対策の重要なポイントになりますから、注意をしてください。

相続税の基礎控除

相続した財産すべてに、相続税が必要なわけではありません。他の税金でもあるように「相続税の基礎控除」というものがあり、個人の財産をある程度は守ってくれます。

【相続の基礎控除】方程式
3000万円 +(600万円 × 法定相続人)= 相続税の基礎控除額

上記は、一次相続・二次相続ともに適用する方程式です。
*法定相続人とは、法律で定めた相続人のこと

相続順位が高い人から順番に考えます。
相続人を考える時、上記を参考に下記の箱に入れてみてください。

~例:父の相続(一次相続)~
相続人 → 母(配偶者)・長男・次男・三男 =相続人4人

~例:母の相続(二次相続)~
相続人 → 長男・次男・三男 =相続3人

※多くの場合は二次相続で法定相続人の家族が減りますが例外もあります。
~例外:二次相続前に長男が病気で死亡。代襲相続が発生~

【代襲相続】とは
相続人が被相続人(相続財産を残した人)より先に亡くなった場合、その相続人の子・孫へと引き継ぐこと。下へ下へと引き継がれます。親がすでに亡くなっている場合には、祖父母・曾祖父母と、上へ上へと引き継がれます。

なお、兄弟姉妹の場合も代襲相続はありますが、一代限りとなります。
相続人 → 長男の代襲相続(A男・B子・C助)・次男・三男=5人
※代襲相続が発生すると、一次相続より、相続人の人数が増える場合もあります。

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最終更新:10/8(火) 19:31
ファイナンシャルフィールド

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