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猛烈な勢力の台風19号 三連休に関東直撃のおそれ

10/8(火) 10:47配信

ウェザーニュース

 猛烈な勢力の台風19号はマリアナ諸島近海を西北西に進んでいます。中心気圧は915hPaとすでに今年に入り最も発達した台風です。衛星画像で雲の様子を見ると、取り巻く雲はほぼ円形。台風の目が非常に小さくくっきりしており、台風の強さを示しています。

▼台風19号 10月8日(火)9時
 存在地域   マリアナ諸島
 大きさ階級  大型
 強さ階級   猛烈な
 移動     西北西 25 km/h
 中心気圧   915 hPa
 最大風速   55 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 75 m/s

勢力を保ったまま三連休に関東直撃のおそれ

 台風は明後日10日(木)にかけて勢力のピークとなります。11日(金)頃からは進路を少しずつ北寄りに変えて、12日(土)の朝には紀伊半島沖に達し、この段階でも中心付近の最大風速は45m/sで非常に強い勢力を保つ見込みです。13日(日)は強い勢力を保って、関東など本州を直撃するおそれがあります。

広い範囲で暴風や大雨による災害に警戒

 台風は広い暴風域を伴っているため、中心付近だけでなく、周辺にも暴風をもたらします。

 予報円の中心を通った場合は東京都心を含む関東地方の広い範囲で瞬間的に40m/sを超えるような風が吹き、飛来物によるガラスや建物の破損、大規模な停電などのおそれがあります。



 また、台風の北側に伸びる秋雨前線の影響で、関東から近畿の太平洋側は接近前から雨の強まる見込みです。南東の風が吹き付ける山沿いを中心に総雨量が500mmを超えるような大雨となる見込みで、雨への対策は早めに済ませるようにしてください。

台風15号に匹敵する暴風被害に警戒

 今回の台風19号は上陸のおそれがある13日(日)9時の段階で中心付近の最大瞬間風速が60m/sと予想されます。これは千葉県に大きな被害をもたらした15号と同等の勢力です。19号の方が暴風域が広く、危険なエリアが広がりますので、出来る限りの対策が必要です。

交通やインフラへの影響も懸念

 暴風や大雨の影響だけでなく、台風がもっとも近づく12日(土)から13日(日)頃は大潮となっているため、沿岸部では高潮に対する警戒も必要です。

 予想進路は定まってきた一方で、接近のタイミングは依然として変化する可能性があります。勢力をあまり落とさず日本列島に接近するので、交通機関やインフラ設備への影響が広い範囲、かつ長期間に及ぶおそれがあります。早めの対策を心がけてください。

台風の名前

 台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

 台風19号の名前「ハギビス(Hagibis)」は、フィリピンが提案した名称で、「すばやい」という意味の言葉が由来です。

ウェザーニュース

最終更新:10/8(火) 10:47
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