ここから本文です

“お風呂で聞いた”金メダル…フェアリージャパン快挙に「内心悔しい」 東京五輪へ闘志燃やす18歳

10/8(火) 19:22配信

東海テレビ

東海テレビ

 新体操の世界選手権、種目別のボールで金メダルを獲得した「フェアリージャパン」。キャプテンを始め主力選手が東海地方出身で、続々凱旋していますが、中にはこの快挙を素直に喜べない若手の選手もいました。

 新体操日本代表・フェアリージャパン。9月の世界選手権では金メダルを含む3つのメダルを獲得。開催国枠に頼らない、自力でのオリンピック出場を決めて先日帰国しました。

松原選手:
「沢山の方々のサポートのおかげで、このメダルが獲得できたと思います」

鈴木選手:
「(久しぶりの)日本をしっかり満喫して、まずは体をしっかり休めたいです」

 選手たちはメダルを携え地元へ。岐阜市出身の松原梨恵選手(25)は、岐阜市役所を訪れ、柴橋市長に抱負を語りました。


松原選手:
「オリンピックではまた(表彰台で)君が代が聴けるように頑張っていきます」

 また、鈴木歩佳選手(20)は、岐阜県安八町の母校・名森小学校の児童を前で演技を披露すると大歓声が。

鈴木選手:
「来年は名森小学校のみんなにも、必ず良い報告ができるように精一杯頑張りたいと思います」

 フェアリージャパンの快挙に、地元は大盛り上がりでした。

 そんな中、愛知県に帰ってきていたのは一宮市出身の織田莉子選手。日本代表の18歳です。

織田選手:
「(地元は)5月ぶりです…。すごい懐かしい感じです」

 今年7月のフェアリージャパンの合宿を取材した際には…。

(リポート)
「織田選手、背が高くて手足が長い分、動いた時の迫力が違いますよね。あんな滑らかな動き、私絶対できないです。同じ人間とは思えない」

 しかし、先輩・松原選手たちとは違う色のユニフォーム。そのわけは…。

織田選手:
「今は外で『サブメンバー』としてやっているんですけど、世界選手権では自分があそこのフロアに立って堂々と演技できるように練習していきたいと思います」

 この時、サブメンバーだった織田選手。松原選手や鈴木選手のようなトップチームにはいませんでした。

 あれから2か月…世界選手権の結果は東京の合宿所のお風呂の中で聞いたと言います。

織田選手:
「ちょうど(東京の合宿所の)お風呂にいて…周りに人がいたので『ワァー』って言ってたんですけど、素直に喜べないというか、やばいなっていう気持ちは大きかったです。試合だからこそ得られる成功した達成感とかは、出た人にしか分からないと思うので…」

 残念ながら世界選手権のメンバー入りができなかった織田選手。帰国したメンバーからメダルをかけてもらったそうです。

織田選手:
「(メダルを)かけてもらったんですけどすごく重たくて、やっぱり簡単にはとれないものだと思うし…内心はすごい悔しくて…」

 メンバー入りへの思いが強かったからこそ感じる「悔しさ」。しかし、この悔しさが織田選手の気持ちを奮い立たせます。

織田選手:
「メダルをとっていなかったら、こんな燃え上がるような気持ちはもしかしたらもう少し薄かったかもしれないので…自分がメンバーに入るんだっていう気持ちを忘れないようにしたいです」

東海テレビ

最終更新:10/8(火) 19:22
東海テレビ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事