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ランボルギーニ 第4のモデルは2+2シーターGT 電気自動車になる可能性も

10/8(火) 22:50配信

AUTOCAR JAPAN

ランボルギーニ初の電気自動車に

ランボルギーニの第4のモデルラインは、2008年に発表されたコンセプトカーのエストーケから着想を得た2+2シーターのグランドツアラーとして、2025年あたりに登場する見込みだ。そしてそれは驚くことに、同社初の純粋な電気自動車になる可能性もあるという。

【写真】ランボルギーニ コンセプトカーと限定モデル (103枚)

ミドエンジンのスーパーカーではなく、4シーターのGTとなるこの新型モデルは、エントリー・レベルのウラカン、上位モデルのアヴェンタドール、SUVのウルスというランボルギーニのラインアップに加わることになる。

2+2モデルの噂が聞こえ始めた時から、エンジンはフロントに積まれるのか、それともミドシップになるのかという疑問をめぐり、ファンの間で議論が交わされてきた。しかし、ランボルギーニの研究開発部門を率いるマウリツィオ・レッジャーニによると、もっと急進的なアプローチが真剣に検討されているらしい。

「第4のモデルを投入する時期について考えれば、純粋な電気自動車として投入するのに最適なタイミングになる可能性があります」と、レッジャーニは語る。そしてこのクルマには、ランボルギーニが属するフォルクスワーゲン・グループの広範なプラットフォームから、その1つを利用できると付け加えた。その候補としてもっとも可能性が高いのが、ポルシェ・タイカンや近々市販化予定のアウディeトロンGTに使われている高性能電気自動車用プラットフォームだ。

これを利用すれば、ランボルギーニはその名前に期待される電気自動車を開発するにあたり、スケールメリットによる大幅なコスト削減が可能になる。

ハイブリッドのシアンから電動技術を流用

電気自動車といえば必ず持ち上がる、パフォーマンスと航続距離をどのように両立させるかという問題について、レッジャーニは次のように述べた。「パフォーマンスは重要です。(この2+2モデルも)速いクルマでなければなりません。しかし、われわれのスーパーカーと同じようにする必要はありません。第4のモデルは、少々違ったクルマになるでしょう」

グランドツアラーであるなら、少なくとも500km以上の航続距離が求められるだろう。2025年までにEV市場の成熟が進むことも考えられる。また、ランボルギーニの購入者が3.0秒を超える0-100km/h加速を受け入れるとは思えない。

ランボルギーニはこれまで、自然吸気のV10とV12エンジンにこだわってきた。しかし、年々厳しさを増す排ガス規制を受け、最近発表した限定生産のシアン(ランボルギーニ史上最も速くて最もパワフルなモデルだ)には、初めてハイブリッドを採用した。

シアンはアヴェンタドールの6.5L V12エンジンと、ギアボックスに組み込まれた48Vの電気モーターを組み合わせ、合計で最高出力819psを発生する。

このモーターを駆動する電気は、一般的なリチウムイオン電池ではなく、スーパーキャパシタと呼ばれる装置に蓄えられる。このスーパーキャパシタは、同重量のバッテリーセルより3倍パワフルで、同出力を発生するバッテリーと比べると3倍軽い。

減速時には回生ブレーキ・システムがエネルギーを電気に変換してスーパーキャパシタに蓄え、加速時にはその電気でモーターを駆動してエンジンを後押しするパワーを発揮させる。

シアンはハイブリッドだが、そのシステムに使われている多くの技術的要素は、電気自動車にも応用できるはずだ。

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最終更新:10/8(火) 22:50
AUTOCAR JAPAN

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