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『3x3』日本代表の山本麻衣、世界一&MVP&シュートコンテスト優勝の3冠達成

10/9(水) 12:35配信

バスケット・カウント

チームの総合力で優勝「本当にバランス良く攻めた」

文=丸山素行 写真=野口岳彦、FIBA.com



3人制バスケ『3x3』のU23ワールドカップに挑んだ女子日本代表は決勝でロシアを下して優勝した。様々なカテゴリーが存在する中、日本が『世界一』に輝いたことは史上初の快挙だ。

「バスケ界で世界一というタイトルを最初に取ることができて、すごくうれしいです」。そう語ったのは、最年少ながらチームを牽引した山本麻衣だ。山本はボールハンドラーとなり、ドライブや2ポイントシュートで得点を量産。チーム最多得点(世界3位)を記録し、勝利に大きく貢献した。

決勝を戦ったロシアには過去に何度も苦汁を飲まされてきた。だが、その経験があったからこその優勝があると山本は言う。「今まですごく負けてきましたが、その負けがあったからこそ、今回勝てたなというのがすごくあります。アジャストだったり、メンタル面でも余裕が持てたと思います」

ロシア戦は残り1分で1点差と最後まで拮抗した展開だった。だが、山本が言うように気持ちに余裕があった日本は、相手のチームファウルも頭に入れつつ落ち着いてプレーし、19-14と終盤に突き放して優勝を成し遂げた。「ネーションズリーグでもそうでしたが、いつもはあそこで逆転されて負けたりしていました。あそこで我慢できたことが、勝てた一番のポイントだと思うので、そこはチームとして成長できたかなと思います」

「みんなの支えや頑張りがあったからこそ」のMVP

山本を中心としたチームではあったが、各自が持ち味を生かし、自分の役割を全うしたことが世界一に繋がった。山本もチームの総合力を強調した。

「バランスが良いなって思いました。自分のシュートも生かせるし、永田(萌絵)さんのドライブだったり、馬瓜(ステファニー)さんと西岡(里紗)さんの中のプレーだったり。本当にバランス良く攻めれて、みんながコンスタントに点数が取れたので、相手もアジャストしにくかったと思います」

世界一の原動力となった山本は大会MVPに輝いた。得点やアシストにフル回転し、チームの中心選手として活躍したのだから当然の結果と言える。だが、山本は「すごくチームを良くしてくれたし、今回のMVPは永田さんだと思っていた」と明かした。

確かに永田は総得点で山本と1点しか変わらず、貢献度も高かった。それでも、「めっちゃ聞こえてましたし、気持ち良かった」と笑顔で話すように、山本への歓声は特に大きなものだった。「みんなの支えや頑張りがあったからこそ」の受賞だと強調しつつ、「もらえてうれしいですけど、逆にもっと頑張らなきゃなって思いました」と、エースの自覚をより高めることとなった。

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最終更新:10/9(水) 12:35
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