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魚介類を食べる、洋上風力発電…温室効果ガス削減には海洋の利用が効果的

10/9(水) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

海水温の上昇と北極・南極の氷床の融解が、今世紀末までに3フィート(約90cm)以上の海面上昇を引き起こす可能性があると国連の新たなレポートが伝えている。

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水位の上昇で、小さな島々や沿岸地域に住む何億もの人々が移住を余儀なくされる可能性がある。

だが海には、温室効果ガスを削減する側面もあり、これにより気候変動を軽減することができる。

こうした解決策の1つに、タンパク源としてより多くの魚介類を摂取し、肉食を減らすことがある。洋上風力発電も効果的だ。

海水面が80年以内に3フィート(約90cm)以上上昇する可能性があり、サンゴ礁のほとんどは死に至ることが予想される。海水面は90年代初めの2倍の速さで上昇している。

これらは国際連合の気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)の新たなレポートで述べられた、厄介な発見の一部に過ぎない。

だが別の2つのレポートは、気候変動に対する取り組みを助ける海の重要な側面を指摘している。

研究によると、海洋を利用する活動によって、世界全体の二酸化炭素排出量を110億トン近く削減できる可能性がある。これは、地球の気温が摂氏1.5度(パリ協定で設定された目標)以上上昇しないようにするために必要な削減量の21%に相当する。

このデータは、世界の指導者と科学者で構成される持続可能な海洋経済に関するハイレベル・パネル(HLP:High Level Panel for a Sustainable Ocean Economy)と、サイエンス(Science)誌に掲載された論文によるものだ。

「今日から実行できる、『後悔しないためのToDoリスト(no-regrets to-do list)』をまとめた」と研究論文の著者らは記した。

そのうちの1つが、食生活に関するもので、 魚介類からより多くのタンパク質を摂取し、肉からの摂取を減らそうというもの。

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最終更新:10/9(水) 8:10
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