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ルノー、F1日本GPで新型フロントウイングを導入。グリップ改善目指す

10/9(水) 19:27配信

motorsport.com 日本版

 ルノーF1チームは、鈴鹿サーキットで行われるF1日本GPに、新型のフロントウイングを持ち込む予定だ。このウイングは外見では微妙な変化ながらも、多くのダウンフォースとグリップを獲得することが期待されているという。

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 ルノーはシンガポールGPとロシアGPで合計3ポイントしか獲得できなかった。その一方で、ルノーがコンストラクターズランキング4位を争うライバルであるマクラーレンは18ポイントを手にし、その差が33ポイントまで広がることになった。

 この差を埋めるべく、ルノーはアップデート版のフロントウイングを鈴鹿に持ち込んだ。またシャシーウイングも改良版が使われることになりそうだ。

 シャシー担当のテクニカルディレクターであるニック・チェスターは、次のように語った。

「外見からは、変更はとても微妙なモノだ。しかし結果としては、より多くのダウンフォースとグリップを得られることを期待している」

 鈴鹿はハイダウンフォースサーキットではないものの、スロットルを全開にする区間が多い。そのため空気抵抗に対する高い感度と、リヤウイングを選択する際の妥協の難しさに悩まされるという。

 しかしマシン前方でより大きなダウンフォースを発生できるようになれば、マシンのバランスを助け、高速での方向転換を容易にすることで、セクター1でのパフォーマンス向上に繋がる可能性がありそうだ。

 また今回ピレリは、最も硬い組み合わせのタイヤを持ち込んでいるため、ウォームアップに苦しむチームも出てきそうだ。しかしダウンフォースを増やすことができれば、この点でもより有利に進めることができるかもしれない。

 チームのドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーは鈴鹿で大量ポイントを手にする必要があると考えている。彼はルノーがチャンスを最大限に活かしきれていないと考えているのだ。

「シンガポールとロシアではポイントを逃したのは明らかだ。僕らの競争力のあるペースと予選のポジションを考えれば、それは苛だたしいことだ」

 そうヒュルケンベルグは語る。

「僕らはまだ、(コンストラクターズランキング)4位を争っている。だから毎レース集中し、それぞれの週末から最大のモノを引き出さなければいけないんだ」

「特に日曜日を”問題なく”過ごすようにすることが大切だ。それは様々な要因に関わってくる。僕の方にも問題があったし、チームの側にもあった。そして僕らにはコントロールできないようなこともあったんだ」

「僕らは、多くのポイントを手にするということを、日本での目標にしなきゃいけない」

 ヒュルケンベルグは、過去2レースでもっと多くのポイントを手にするべきだったと主張しつつも、まずは日本GPに集中する姿勢を示した。

「過去2レースについては、考えすぎてはいけない。僕らにできるのは、日本GPに集中することだ。そして間違いなく良い仕事をしなきゃいけない」

「4番手を手にするために、何かを引き出すのは重要なことだ」

「厳しい状況になることは分かっている。でも、僕らは諦めない」

Scott Mitchell

最終更新:10/9(水) 20:27
motorsport.com 日本版

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