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関電辞任会見 辞任を決めたのは前回会見2日後の10月4日 岩根社長「次は信頼いただける経営層を」

10/9(水) 16:14配信

産経新聞

 9日に大阪市内で開かれた関西電力による3回目の会見では、冒頭に八木誠会長、岩根茂樹社長が辞任を決めた経緯について説明した後、報道陣からの質疑応答に移った。その中で、八木会長、岩根社長は前回会見が開かれた2日後の4日に辞任を決めたと明らかにした。

 前回会見では、ともに役職の辞任を否定していた八木会長、岩根社長。1週間で辞任へ方針が変更された経緯について、八木会長は「先日の会見では原因は経営トップにあり、原因究明、再発防止策をとりまとめる前に職を辞するのは事態を投げ出すものと考えていた」と説明。一転して辞任を決めた経緯としては「根本原因を徹底的にあぶり出し、信頼回復に歩み出すためには、経営責任を明確にした方がいいのかと。今後徹底的に原因をあぶり出し、信頼回復に進むための第三者委員会の目処が立ったので会見させて頂いた」と述べた。

 岩根社長も前回会見については「原因を徹底的に究明し、再発防止をすることから引き続き職を全うしたいと申し上げた」と説明。その上で、「広く社会のみなさまから大きな信頼失墜、多大なご迷惑が会見後より明らかになった。当初は(八木会長と)同時期の辞任を話していたが、この問題には長く古い色んな課題がある。第三者委員会の調査委に真摯に対応するため会社のトップとして指示をしていく。報告時点まで社長を継続し、結論が出た時点で辞職します」と述べた。

 前回の会見後、2人で辞任について話し合ったと説明した2人。辞任を決めたのは前回会見の2日後となる10月4日だったと明らかにした。

 質問は後任の人選についても及んだ。人選についてはこれから進めていくが、岩根社長は「この問題の根本原因を徹底的に洗い出す。かなり長い期間、広い範囲にわたっているのでその膿をしっかり出し切る」とし、「次世代はこれなら信頼して頂ける、しっかりとした報告を委員会に出さして頂いて、その報告に基づいて、次は信頼して頂ける経営層を、再発防止対策を担う、ふさわしい経営層を選んで頂きたい」と話し、「原子力事業の透明性をしっかり中立的に見ていく、全社の経営で位置づけする、その観点は重要」と述べた。

最終更新:10/9(水) 16:14
産経新聞

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